カリュドーンの猪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/27 22:39 UTC 版)
カリュドーンの猪(カリュドーンのいのしし、古代ギリシア語:Καλυδώνιος κάπρος、kalydṓnios kápros [注釈 1])はギリシア神話に登場する巨大な猪である。長母音を省略してカリュドンの猪とも表記する。アイトーリアのカリュドーン王オイネウスが、アルテミス女神に対する初穂のまつりを忘れたため、怒った女神によって、神界よりこの獰猛な猪が差し向けられた。猪による被害のあまりな凄まじさに、王がギリシア全土から勇士を募って、猪を退治した神話のできごとである[2]。このことがオイネウスの息子メレアグロスの死につながった[3][4]。
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