カラム・ハドソン・オドイとは? わかりやすく解説

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カラム・ハドソン=オドイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 01:32 UTC 版)

カラム・ハドソン=オドイ
チェルシーでのハドソン=オドイ(2021年)
名前
本名 Callum James Hudson-Odoi
ラテン文字 Callum Hudson-Odoi
基本情報
国籍 イングランド
ガーナ
生年月日 (2000-11-07) 2000年11月7日(24歳)
出身地 ロンドンワンズワース区
身長 182 cm
体重 76 kg
選手情報
在籍チーム ノッティンガム・フォレスト
ポジション FW
背番号 14
利き足 右足
ユース
2007-2017 チェルシー
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2017-2023 チェルシー 72 (4)
2022-2023 レヴァークーゼン (loan) 14 (0)
2023- ノッティンガム・フォレスト 60 (13)
代表歴2
2015-2016  イングランド U-16 2 (0)
2016-2017  イングランド U-17 22 (5)
2018  イングランド U-18 2 (1)
2018  イングランド U-19 7 (2)
2019-2021  イングランド U-21 9 (4)
2019  イングランド 3 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2025年7月1日現在。
2. 2023年9月1日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

カラム・ハドソン=オドイ(Callum Hudson-Odoi, 2000年11月7日 - )は、イングランドロンドン出身のプロサッカー選手ノッティンガム・フォレストFC所属。イングランド代表。ポジションはフォワード

経歴

クラブ

2007年よりチェルシーの下部組織に所属。2016年8月にU-18チームに昇格し、このシーズンのFAユースカップ制覇に貢献した[1]。翌シーズン、16歳にしてU-23チームに昇格した[2]

2017年12月20日、フットボールリーグカップボーンマス戦で初めてトップチームのベンチに座ったが、出番は無かった[3]。2018年1月28日、FAカップニューカッスル戦で81分にペドロとの交代で途中出場、トップチームデビューを果たした[4]。1月31日のボーンマス戦でプレミアリーグ初出場[5]。11月29日、UEFAヨーロッパリーグPAOK戦でトップチームでの初ゴール、さらにアシストを記録した[6]

2022年8月30日、ドイツバイエル・レヴァークーゼンにローン移籍[7]

2023年9月1日、ノッティンガム・フォレストに完全移籍。移籍金は500万ポンドと報じられている[8]

代表

その出自からガーナ代表資格も有しているが、一貫してイングランド代表に選出されている。2017 FIFA U-17ワールドカップでは7試合に出場し1ゴールを挙げ、大会制覇に貢献した[9]

2019年3月、UEFA EURO予選に挑むイングランド代表に初招集された[10]。3月23日、チェコ戦で途中出場し、64年ぶりとなる最年少出場記録を更新した[11]

人物

かつてアクラ・ハーツ・オブ・オークなどでプレイしたガーナ人サッカー選手のビスマーク・オドイを父に持つ。実兄のブラッドリー英語版もサッカー選手である[12][13]

2020年3月13日、所属クラブのチェルシーは、体調不良を訴えていたハドソン=オドイがCOVID-19の検査で陽性反応が確認されたと発表した。スカイスポーツによれば、プレミアリーグで感染が確認された初の選手である[14]。症状は軽く、4月までに全快した[15]

個人成績

クラブ

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
イングランド リーグ戦 FLカップ FAカップ 期間通算
2017-18 チェルシー 70 プレミアリーグ 2 0 0 0 2 0 4 0
2018-19 20 10 0 2 0 2 1 14 1
2019-20 22 1 2 1 4 1 28 3
2020-21 23 2 2 0 5 1 30 3
2021-22 15 1 3 0 3 1 21 2
ドイツ リーグ戦 リーグ杯 DFBポカール 期間通算
2022-23 レヴァークーゼン 17 ブンデスリーガ 14 0 - 0 0 14 0
イングランド リーグ戦 FLカップ FAカップ 期間通算
2023-24 ノッティンガム・フォレスト 14 プレミアリーグ 29 8 0 0 5 0 34 8
2024-25 31 5 1 0 4 0 36 5
通算 イングランド プレミアリーグ 132 17 10 1 25 4 167 22
ドイツ ブンデスリーガ 14 0 - 0 0 14 0
総通算 146 17 10 1 25 4 181 22

代表


イングランド代表 国際Aマッチ
出場 得点
2019 3 0
通算 3 0

タイトル

クラブ

チェルシー U-18
チェルシー

代表

U-17イングランド代表

個人

脚注

  1. ^ “Callum Hudson-Odoi”. TheChels.info. http://thechels.info/wiki/Callum_Hudson-Odoi 2018年1月7日閲覧。 
  2. ^ “C. Hudson-Odoi”. Soccerway. https://int.soccerway.com/players/callum-hudson-odoi/455314/ 2018年1月7日閲覧。 
  3. ^ “Chelsea vs. AFC Bournemouth”. Soccerway. (2017年12月20日). https://int.soccerway.com/matches/2017/12/20/england/league-cup/chelsea-football-club/afc-bournemouth/2651665/ 2018年1月7日閲覧。 
  4. ^ “Chelsea vs. Newcastle United”. Soccerway. (2018年1月28日). https://uk.soccerway.com/matches/2018/01/28/england/fa-cup/chelsea-football-club/newcastle-united-football-club/2711247/ 2018年1月28日閲覧。 
  5. ^ Nizaar Kinsella (2018年2月1日). “Bournemouth beating proves Chelsea new boy Giroud faces familiar top-four fight” (英語). Goal.com. 2018年8月12日閲覧。
  6. ^ Chelsea FC - PAOK Thessaloniki, Nov 29, 2018 - UEFA Europa League”. transfermarkt (2018年11月29日). 2025年7月1日閲覧。
  7. ^ “チェルシーのハドソン・オドイがレヴァークーゼンにローン移籍! 1年ローンで買取OPは無し”. サッカーキング. (2022年8月30日). https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/00000000/1683932.html?cx_top=newarrival 2022年8月30日閲覧。 
  8. ^ チェルシーFWハドソン・オドイ、N・フォレストに完全移籍…移籍金は約9億円か”. サッカーキング (2023年9月2日). 2025年5月20日閲覧。
  9. ^ a b Shamoon Hafez (2019年1月17日). “England's U17 World Cup winners - where are they now?” (英語). BBCスポーツ. 2025年7月1日閲覧。
  10. ^ イングランド期待の18歳ハドソン=オドイが代表初招集!早ければ22日のユーロ予選でデビューへ”. Goal.com (2019年3月19日). 2019年3月2日閲覧。
  11. ^ イングランド、64年ぶり記録更新!チェルシー期待の18歳が最年少デビュー”. ゲキサカ (2019年3月22日). 2019年3月23日閲覧。
  12. ^ Friendly test for young Blues” (英語). チェルシーFC (2016年9月28日). 2016年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月7日閲覧。
  13. ^ “Ghanaian Hudson-Odoi signs” (英語). Vital Football. (2008年7月2日). オリジナルの2011年10月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111005002916/http://www.hereford.vitalfootball.co.uk/article.asp?a=114256 2018年1月7日閲覧。 
  14. ^ チェルシーFWに新型コロナウイルス陽性反応。プレミアリーグの選手としては初の感染確認”. FOOTBALL CHANNEL (2020年3月13日). 2020年3月13日閲覧。
  15. ^ “「何てことない」「大丈夫なはず」から陽性判定へ…チェルシーFWが感染発覚当時を振り返る”. ゲキサカ. (2020年4月2日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?300352-300352-fl 2020年4月2日閲覧。 
  16. ^ チェルシーが9年ぶり2度目のCL制覇! ハフェルツの決勝弾でマンCを撃破”. SOCCERKING (2021年5月30日). 2025年7月1日閲覧。
  17. ^ チェルシーがクラブW杯初優勝! 延長後半V弾のハバーツはメッシ以来の快挙”. ゲキサカ (2022年2月13日). 2025年7月1日閲覧。
  18. ^ Technical Report – Team of the Tournament”. UEFA. 2017年12月17日閲覧。

外部リンク




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