オン・ザ・ロード・アゲイン (キャンド・ヒートの曲)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > オン・ザ・ロード・アゲイン (キャンド・ヒートの曲)の意味・解説 

オン・ザ・ロード・アゲイン (キャンド・ヒートの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/25 03:55 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
オン・ザ・ロード・アゲイン
キャンド・ヒートシングル
初出アルバム『ブギー・ウィズ・キャンド・ヒート』
B面 Boogie Music
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 ロサンゼルス、リバティ・スタジオ(1967年9月6日)
ジャンル ブルースロック
時間
レーベル リバティ・レコード
作詞・作曲 フロイド・ジョーンズ、アラン・ウィルソン
プロデュース ダラス・スミス[1]
チャート最高順位
キャンド・ヒート シングル 年表
World in a Jug
(1967年)
オン・ザ・ロード・アゲイン
(1968年)
Going Up the Country
(1968年)
ミュージックビデオ
「On the Road Again」 - YouTube
テンプレートを表示

オン・ザ・ロード・アゲイン」(On the Road Again)は、キャンド・ヒート1968年に発表した楽曲。

概要

シカゴのブルース・ミュージシャン、フロイド・ジョーンズは、トミー・ジョンソンの戦前のブルース「Big Road Blues」を作りかえて、1951年に「Dark Road」を発表した(なおキャンド・ヒートは、ジョンソンの「Canned Heat Blues」から自分たちのバンド名をつけた[2])。さらにレコード会社からの要請があり、ジョーンズは1953年に「オン・ザ・ロード・アゲイン」というタイトルでリメイクした。

1967年4月、キャンド・ヒートはオリジナル・メンバーのドラマーのフランク・クックと共に、ジョーンズの「オン・ザ・ロード・アゲイン」をシカゴのRCAスタジオで一度デモ録音している。その後、ドラマーはアドルフォ・デ・ラ・パラに代わり、同年9月6日、ロサンゼルスのリバティ・スタジオで再録音を行った。このときアラン・ウィルソン(Alan Wilson)は歌詞を付け加えた。ウィルソンはサイケデリックな色調にするため、南アジアの楽器であるタンブーラを弾いた。そしてバンドのボーカリストのボブ・ハイトにかわり、リード・ボーカルをとり、ハーモニカも吹いた。

1968年1月22日発売のアルバム『ブギー・ウィズ・キャンド・ヒート』に収録され、同年4月24日にシングル・カットされた。シングル・バージョンはアルバム・バージョンより1分以上短くされた。

ビルボード・Hot 100で16位を記録したほか、世界各国でヒットした。チャートの記録は以下のとおり。イギリス(8位)、カナダ(8位)、オーストラリア(9位)、フランス(7位)、西ドイツ(13位)、ベルギー(5位)、スイス(3位)など。

1969年、キャンド・ヒートはウッドストック・フェスティバルに出演。2009年に発売されたブルーレイ『Woodstock: 3 Days Of Peace And Music: The Director's Cut』に本作品の演奏場面が収録された[3]

「E/G/A」のギター・リフは本作品以降、ロック・ミュージックにおいて広く知られるようになった[4]

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  オン・ザ・ロード・アゲイン (キャンド・ヒートの曲)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オン・ザ・ロード・アゲイン (キャンド・ヒートの曲)」の関連用語

1
100% |||||

オン・ザ・ロード・アゲイン (キャンド・ヒートの曲)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オン・ザ・ロード・アゲイン (キャンド・ヒートの曲)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオン・ザ・ロード・アゲイン (キャンド・ヒートの曲) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS