エノールエーテルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > エノールエーテルの意味・解説 

エノールエーテル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/12/30 22:23 UTC 版)

エノールエーテル基の構造

エノールエーテル(Enol ether)は、アルコキシ基が付加したアルケンである。一般式は、であり、ここでRは、アルキル基またはアリル基である。エノールエーテルとエナミンは、酸素原子二重結合電子を供出し、オキソニウムイオン共鳴構造を取るため、いわゆる活性アルキンである。この性質により、ディールス・アルダー反応等の有機化学反応の反応基質となる。エノールエーテルは、エノールに対応するエーテルと考えることができるため、この名前で呼ばれる。メチルビニルエーテルや2,3-ジヒドロフランが簡単な例である。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エノールエーテル」の関連用語

エノールエーテルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エノールエーテルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエノールエーテル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS