エア・ベルギー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/15 02:17 UTC 版)
![]() |
||||
|
||||
設立 | 2016年5月27日 | |||
---|---|---|---|---|
運航開始 | 2018年3月29日 | |||
ハブ空港 | シャルルロワ空港 | |||
航空連合 | 未加盟 | |||
保有機材数 | 9機 | |||
本拠地 | ベルギー・モン=サン=ギベール | |||
代表者 | ニキー・テルザキス | |||
外部リンク | airbelgium |
エア・ベルギー (Air Belgium)は、ベルギーの貨物輸送会社である。2023年までは旅客輸送も行っていた。
概要
- 2016年夏、元ASL航空ベルギーのニキー・テルザキスによって、ベルギーから中国や香港への路線を運航するために設立された。
- 2017年10月に運航を開始される予定だったが、航空運送事業許可(AOC)を取得していなかったため、延期した。
- 2017年12月、アクセスが容易で空港使用料も安いことから、ブリュッセル空港ではなく、ブリュッセルの南に位置するシャルルロワ空港発着で路線を就航させると発表[1]。また、ビジネスクラス利用客は、建設中の新専用ターミナルを使用すると発表した。
- 2018年3月14日にAOCを取得した[2]。
- 2018年3月29日、初の営業運航として、エアバスA340-300型機を使用し、スリナム・エアウェイズに代わりアムステルダム-パラマリボ線を運航した。
- 2018年4月25日、ロシア領空での運航権がないため、シャルルロワ~香港線の運航開始を4月30日から6月3日に延期することを発表した[3]。
- 2018年6月、シャルルロワ-香港線を運航開始したものの、わずか3か月後の9月21日に冬季運休を発表[4]。
- 2018年の夏季、エールフランスにウェットリースし、パリ/シャルル・ド・ゴール-リーブルヴィル線の運航を行った。
- 2021年1月30日、元カタール航空のエアバスA330-200Fを4機導入し[5]、フランスの海運会社CMA CGMに代わって、リエージュ空港を拠点とした貨物便の運用を行うと発表した。
- 2021年7月、エアバスA330-900を2機導入することを発表[6]、同機を使用しブリュッセル-モーリシャス線を開設すると発表した。
- 2023年9月、新型コロナウイルス感染拡大による利用減や経営悪化のため、すべての定期旅客便を2023年10月3日に終了して貨物運航に専念し、旅客機は他社にリースすると発表。
- 2023年10月3日にすべての旅客定期便を終了、保有している旅客型機は他の航空会社が運航することとなった。
機材
現在の保有機材
機材 | 運用数 | 発注数 | 座席数 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
貨物用機材 | |||||||
エアバスA330-200P2F | 3 | - | 貨物 | 宏遠グループ向けに運航 | |||
ボーイング747-8F | 2 | - | 貨物 | 宏遠グループ向けに運航 | |||
ボーイング777-300BDSF | - | 11 | 貨物 | 宏遠グループ向けに運航 | |||
計 | 9 | 11 |
過去の保有機材
ギャラリー
-
エアバスA340-300
関連項目
脚注
- ^ Air Belgium selects Brussels South Charleroi Airport to launch long-haul network; first flight to Hong Kong in March
- ^ Air Belgium secures AOC, preps for launch
- ^ Air Belgium reschedules first flight from Brussels South Charleroi to Hong Kong to 3 June 2018
- ^ エアベルギー、唯一の路線のブリュッセル~香港線を運休へ
- ^ カタール航空のA330Fが全機退役 退役した4機はエアベルギーへ
- ^ エア・ベルギー、エアバスA330-900neoを2機導入
- ^ Air Belgium Fleet Details and History
外部リンク
- 公式サイト
- Air Belgium (airbelgium) - Facebook
- エアベルギーのページへのリンク