ウーブン・シティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/19 15:15 UTC 版)
ウーブン・シティ(英語: Woven City)は、静岡県裾野市の建設中のトヨタ自動車による実験都市。
概要
東北地方での事業を拡大したトヨタ自動車東日本は、2020年年末の東富士工場[注 1]の閉鎖を決定。その跡地にて、トヨタ自動車が建設予定の実証都市がウーブン・シティ(Woven City)である。敷地面積は、東京ディズニーランド約1.5個分(約70万平方メートル)。2021年2月23日着工。
自動運転車やロボット、住宅など、モノや人がインターネットでつながり、集めたデータを活用して最適なサービスを提供する「ヒト中心の街」「実証実験の街」「未完成の街」「Woven City」をめざす[1][2]。
最初は、子育て世帯から高齢者まで、トヨタ社員を中心に360人程度が入居し、将来的には2,000人規模にまでなる予定、事業の主体になるのは、ウーブン・バイ・トヨタ、都市設計は、デンマーク出身の建築家ビャルケ・インゲルスが手掛ける[3]。
名称
「織り込まれた」の意。トヨタグループの祖業が織機の製造(豊田自動織機)であることにちなんでいる[4]。
脚注
注釈
出典
- ^ “トヨタの未来都市「ウーブン」が着工、入居は4年以内に”. 朝日新聞デジタル. (2021年2月23日). オリジナルの2021年2月24日時点におけるアーカイブ。 2021年2月24日閲覧。
- ^ “トヨタ、「Woven City」地鎮祭を実施”. トヨタ. (2021年2月23日). オリジナルの2021年2月24日時点におけるアーカイブ。 2021年2月23日閲覧。
- ^ “トヨタの未来都市、2月23日着工「ウーブン・シティ」10の疑問”. 日経クロステック. (2021年2月21日). オリジナルの2021年2月24日時点におけるアーカイブ。 2021年2月21日閲覧。
- ^ “自動運転に他業種連携…人、モノ、情報が動く実証都市でトヨタが目指すもの 富士山の裾野で進行中のプロジェクト、一端が明らかに”. Yahoo!ニュース - Yahoo! JAPAN (5/3(土) 9:02配信). 2025年5月20日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- ウーブン・シティ (WovenCity.GL) - Facebook
- Woven City - YouTubeチャンネル
座標: 北緯35度13分13.3秒 東経138度54分43.9秒 / 北緯35.220361度 東経138.912194度
- ウーブンシティのページへのリンク