ウファク C.Iとは? わかりやすく解説

ウファク C.I

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/26 02:12 UTC 版)

UFAG C.I

ウファク C.Iドイツ語:UFAG C.I)は、オーストリア=ハンガリー帝国のウンガリッシェ航空機製造会社またはハンガリー航空機製造会社(ドイツ語Ungarische Flugzeugfabrik AG; UFAG)が第一次世界大戦期に開発した、単発複葉複座の偵察機である。

概要

本機は大戦末期におけるオーストリア=ハンガリー帝国航空隊の主力偵察機の内の一つで、ハンザブランデンブルク C.IIから発展した機体である。改良点は主翼の設計を完全に改めた上に、発動機をより高出力のものに換装し、ラジエターの取付け位置を変更する等した。その一方合板張りの胴体は原型機と同じであったが、背部のラインが変更されている。また生産途中から垂直尾翼を装備している。

1917年夏に初飛行し、1918年春より部隊配備が開始され、主に弾着観測機として敗戦まで運用されていた。また戦後に数機がルーマニアに供給された。

性能諸元

※使用単位についてはWikipedia:ウィキプロジェクト 航空/物理単位も参照

  • 全長: 7.41 m
  • 全幅: 9.50 m
  • 全高: 2.70 m
  • 主翼面積: 26.30 m2
  • 自重: 750 kg
  • 全備重量: 1,150 kg
  • 発動機: ヒエロ N 水冷列型6気筒230HP
  • 最大速度: 180 km/h
  • 航続距離: 3時間
  • 実用上昇限度: 4,900 m

関連項目

参考文献

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