ウスリー湾とは? わかりやすく解説

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ウスリー湾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/12 10:20 UTC 版)

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ウスリー湾はウラジオストクの町(図の中央の半島上)の東にある。図の東にナホトカがある。
ルースキー島東岸のウスリー湾。遠く右端にアスコルド島が見える
ラズルナヤ湾(ウスリー湾の一部)は人気のビーチ

ウスリー湾(ウスリーわん、ロシア語: Уссурийский залив)は、ロシア連邦共和国沿海地方の南海岸、ピョートル大帝湾ウラジオストクのあるムラヴィヨフ=アムールスキー半島イェフゲニー諸島で東西に分かれていて、その西側がアムール湾で、東側がこのウスリー湾である。

概要

ウスリー湾は、日本海の北西岸にある巨大なピョートル大帝湾の中にあり、ウラジオストクの西側のである。湾の入り口の岬は、西にシュコタ島のマヤクニー岬、東にシソワ岬(シコトフスキー地区)である。湾の長さは51キロメートル、入り口の幅は42キロメートル、奥行きは最大67キロメートルである。

12月から3月までは、ウスリー湾海岸は部分的に凍結するが、氷の厚さは無視できる程度である。湾の沿岸には、ウラジオストクボリショイ・カーメニロシア海軍太平洋艦隊の主要基地である閉鎖都市フォーキノがある)、およびエマール、シコトヴォ、ポディアポルスコエ村がある。湾の西海岸は、ペンション、リゾート、子供用キャンプがある広いリゾートエリアになっている。ラズルナヤ湾(シャモラ湾のこと)は、ウラジオストクで最も人気がある最大のビーチである。

ウスリー湾は、西側のアムール湾に比べて水が冷たいと考えられている。アムール湾とは東ボスポラス海峡(Eastern Bosphorus)でつながっていて、そこを跨ぐルースキー島連絡橋が2012年に完成した。

ウスリー川はここへ注ぐのでなく、ずっと北のハバロフスク付近でアムール川に合流している。

関連項目

脚注

外部リンク

座標: 北緯43度02分00秒 東経132度09分00秒 / 北緯43.0333度 東経132.15度 / 43.0333; 132.15




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