ウィリバルド・ガルシア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 02:42 UTC 版)
基本情報 | |
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本名 | ウィリバルド・ガルシア・ペレス |
通称 | Buscara |
階級 | スーパーフライ級 |
身長 | 163cm |
国籍 | ![]() |
誕生日 | 1989年12月24日(35歳) |
出身地 | ゲレーロ州コパラ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 32 |
勝ち | 23 |
KO勝ち | 13 |
敗け | 6 |
引き分け | 2 |
無効試合 | 1 |
ウィリバルド・ガルシア・ペレス(Willibaldo Garcia Perez、1989年12月24日 - )は、メキシコのプロボクサー。コパラ出身。現IBF世界スーパーフライ級王者。
来歴
2017年10月14日、バハ・カリフォルニア州サン・フェリペのホテル・ポサダ・デル・ソルでプロデビュー戦を行い、2回TKO勝ちを収めた。
2020年9月21日、WBCインターナショナルバンタム級王者のアレハンドロ・サンティアゴとWBCインターナショナル同級タイトルマッチを行うも、10回0-2の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。
2023年4月22日、チワワ州チワワのアリーナ・コーナー・スポーツでマーロン・リオスとIBFラテンアメリカスーパーフライ級王座決定戦を行い、8回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2024年10月29日、ガルシアはIBFから指名挑戦者としてWBA・IBF世界スーパーフライ級統一王者のフェルナンド・マルティネスとの指名戦を指令されていたが、マルティネスが前WBA同級王者の井岡一翔とのダイレクトリマッチによる再戦を優先した上でガルシアとの対戦を拒否し同日付でIBF王座を返上したため、マルティネスへの挑戦は白紙となった。
2024年12月21日、日本のリングに初登場。ツインメッセ静岡で「3150×LUSHBOMU vol.3」の第1試合として同じメキシコ出身のIBF世界スーパーフライ級4位のレネ・カリストとIBF前王者マルティネスの王座返上に伴うIBF世界同級王座決定戦を行うも、12回1-1(118-110、112-116、114-114)の引き分け判定で王座獲得に失敗し王座はそのまま空位となった。なお、試合は両者の地元であるメキシコのゴールデンタイムに合わせる形で第1試合として行われた[1]。
2025年1月5日、IBFはIBF世界スーパーフライ級3位のガルシアと同級4位のレネ・カリストに対してIBF世界同級王座決定戦のダイレクトリマッチによる再戦を指令した。
2025年5月23日、サカテカス州サカテカスのギムナシオ・マルセリーノ・ゴンザレスでIBF世界スーパーフライ級4位のレネ・カリストとIBF世界同級王座決定戦の再戦を行い、12回2-1(116-112、115-113、113-115)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[2]。
戦績
- プロボクシング:32戦 23勝 (13KO) 6敗 2分 1無効試合
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2017年10月14日 | ☆ | 2R 2:14 | TKO | アレハンドロ・セペダ・クエバス | ![]() |
プロデビュー戦 |
2 | 2018年2月8日 | ★ | 4R | 判定0-2 | エステバン・カマチョ・バロ | ![]() |
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3 | 2018年3月10日 | ★ | 4R | 判定0-3 | ラファエル・アレクサンダー・デルガド | ![]() |
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4 | 2018年4月7日 | - | 3R 1:52 | NC | ヘスス・ジョバニ・アンドレード・サンチェス | ![]() |
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5 | 2018年6月9日 | ★ | 6R | 判定0-3 | デウェイン・ビーモン | ![]() |
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6 | 2018年6月23日 | ★ | 4R | 判定0-2 | ラファエル・マルサン | ![]() |
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7 | 2018年8月10日 | ☆ | 4R | 判定2-1 | ルイス・バルデス・ペーニャ | ![]() |
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8 | 2018年10月20日 | △ | 6R | 判定1-1 | ミサエル・グラシア・アセベド | ![]() |
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9 | 2018年11月17日 | ☆ | 4R | 判定2-0 | ホセ・ラミレス・マシエル | ![]() |
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10 | 2018年12月22日 | ☆ | 4R 0:51 | TKO | カウトリ・ゲレーロ | ![]() |
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11 | 2019年2月9日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ヘスス・エンリケ・アレナス・オスナ | ![]() |
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12 | 2019年4月5日 | ☆ | 6R | 判定2-0 | フランシスコ・メンディビル・ペレス | ![]() |
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13 | 2019年6月1日 | ☆ | 1R 2:42 | TKO | クリスチャン・ケサダ・ガルシア | ![]() |
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14 | 2019年9月7日 | ☆ | 1R 1:06 | KO | エリアス・アギラー・コントレラス | ![]() |
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15 | 2019年10月4日 | ☆ | 2R 1:58 | TKO | アルベルト・アスカニオ | ![]() |
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16 | 2020年2月1日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | デウェイン・ビーモン | ![]() |
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17 | 2020年9月21日 | ★ | 10R | 判定0-2 | アレハンドロ・サンティアゴ | ![]() |
WBCインターナショナルバンタム級タイトルマッチ |
18 | 2020年12月17日 | ☆ | 9R 0:52 | TKO | ラウル・エスケル | ![]() |
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19 | 2021年2月6日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | オスカー・ネリ・プラタ | ![]() |
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20 | 2021年6月25日 | ★ | 10R | 判定1-2 | ポール・バトラー | ![]() |
WBOインターナショナルバンタム級王座決定戦 |
21 | 2021年9月25日 | ☆ | 2R 0:30 | KO | ホセ・ビジェガス・ソモサ | ![]() |
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22 | 2021年11月13日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ホセ・ヌニェス・ロペス | ![]() |
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23 | 2021年12月22日 | ☆ | 2R 1:17 | KO | パトリシオ・カマチョ・バルデス | ![]() |
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24 | 2022年5月14日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ヘスス・フィエロ・ベルデュゴ | ![]() |
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25 | 2022年8月10日 | ☆ | 4R 終了 | TKO | エクトル・ルイス・ソト | ![]() |
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26 | 2022年10月21日 | ☆ | 3R 1:52 | KO | クリスチャン・エンリケス・イバラ | ![]() |
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27 | 2022年12月14日 | ☆ | 7R 1:16 | TKO | ビクトル・メンデス | ![]() |
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28 | 2023年4月22日 | ☆ | 8R | TKO | マルロン・リオス・サリナナ | ![]() |
IBFラテンアメリカスーパーフライ級タイトルマッチ |
29 | 2024年2月9日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | リーゴ・アマール・マルティネス・エルナンデス | ![]() |
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30 | 2024年6月22日 | ☆ | 1R 2:41 | TKO | カルロス・バウティスタ・サンチェス | ![]() |
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31 | 2024年12月21日 | △ | 12R | 判定1-1 | レネ・カリスト | ![]() |
IBF世界スーパーフライ級王座決定戦 |
32 | 2025年5月23日 | ☆ | 12R | 判定2-1 | レネ・カリスト | ![]() |
IBF世界スーパーフライ級王座決定戦 |
テンプレート |
獲得タイトル
脚注
- ^ ガルシアとカリストはドロー 静岡でメキシカン同士のIBF・S・フライ級戦、新王者決まらず Boxing News(ボクシングニュース) 2024年12月22日
- ^ “Willibaldo Garcia edges Rene Calixto in rematch to claim vacant IBF 115lbs title”. Boxing Scene (2025年5月24日). 2025年6月17日閲覧。
関連項目
外部リンク
空位 前タイトル保持者 フェルナンド・マルティネス |
IBF世界スーパーフライ級王者 2025年5月23日 - 現在 |
次王者 N/A |
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