インテリジェント・ホエールとは? わかりやすく解説

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インテリジェント・ホエール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/04 07:41 UTC 版)

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艦歴
発注:
起工: 1863年
進水:
就役:
退役:
その後: 博物館で展示
除籍:
性能諸元
排水量: 4,000 lbs
全長: 28 ft 8 in
全幅: 7 ft
吃水: 9 ft
機関:
最大速: 4ノット
兵員: 士官、兵員6 - 13名
兵装:

インテリジェント・ホエール(Intelligent Whale)は、アメリカ潜水艦。1863年にスコーヴェル・S・メリアムが設計し、オーガスタス・プライスとコーネリアス・S・ブッシュネルの手によって製作された。1864年にアメリカン・サブマリン社が創設され、ブッシュネルとプライスの権利を買収したが、その後艦の所有権が長く争われた。法廷での判決後、艦は1869年10月29日に海軍省に売却された。1872年9月に最初の公試が行われたが失敗に終わり、海軍省は残りの代金の支払いを拒絶し、計画は放棄された。

インテリジェント・ホエールは注水コンパートメントにへ注水することで潜水し、ポンプと圧縮空気で排水した。潜行時間は約10時間と推測された。13名の乗員が乗り組むことができたが、艦の運用には最低6名が必要であった。潜水艦のパイオニアであるジョン・ホーランドによって報告された唯一の公試は、スウィーニー将軍と他2名によって行われた。艦は16フィートの深さに沈み、潜水服を着たスウィーニーは艦底の穴を通って艦の外に出、艦の下に弾薬を設置後、再び艦の中に入った。砲弾は牽引索によって爆発し、船底に塗られた摩擦プライマーが弾薬に付着した。

2007年6月現在、インテリジェント・ホエールはニュージャージー州民兵軍事博物館に展示されている。

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