イソラムネチンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > イソラムネチンの意味・解説 

イソラムネチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/28 02:21 UTC 版)

イソラムネチン
識別情報
CAS登録番号 480-19-3
PubChem 5281654
UNII 73WRA8Z8M8
日化辞番号 J1.543A
KEGG C10084
ChEMBL CHEMBL379064
特性
化学式 C16H12O7
モル質量 316.26 g mol−1
精密質量 316.058303 u
融点

307 °C, 580 K, 585 °F

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

イソラムネチン(isorhamnetin)は、O-メチル化フラボノールに分類される化学物質である。ケルセチンの3'位の水酸基(-OH)をメトキシ基に置換した構造となっている。ガマやメキシコおよび中央アメリカの幻覚植物英語版であるニオイマンジュギク英語版に含まれている[1]

代謝酵素

クェルセチン 3-O-メチルトランスフェラーゼ
S-アデノシル-L-メチオニンクェルセチンを基質として、S-アデノシル-L-ホモシステインとイソラムネチンを生成する。
3-メチルクェルセチン 7-O-メチルトランスフェラーゼ
S-アデノシル-L-メチオニンとイソラムネチンを基質として、S-アデノシル-L-ホモシステインとラムナジンを生成する。

配糖体

  • イソラムネチン-3-O-ルチノシド-7-O-グルコシド
  • イソラムネチン-3-O-ルチノシド-4'-O-グルコシド

脚注

  1. ^ Bohm, Bruce A.; Tod F. Stuessy (2007). Flavonoids of the sunflower family (Asteraceae). Springer. pp. 597. ISBN 9783211834794 

外部リンク



このページでは「ウィキペディア」からイソラムネチンを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からイソラムネチンを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からイソラムネチン を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イソラムネチン」の関連用語

イソラムネチンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イソラムネチンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイソラムネチン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS