アーミー・ワンとは? わかりやすく解説

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アーミーワン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/14 02:45 UTC 版)

1971年9月26日、ワシントン州リッチランドに向かうために大統領専用ヘリコプターに乗り込むリチャード・ニクソン
ニクソン図書館英語版に展示されているVH-3A(機体記号150617)。1961年から1976年まで大統領専用ヘリコプターとして使用され、しばしば「アーミーワン」として飛行した[1]

アーミーワン(Army One)は、アメリカ合衆国大統領アメリカ陸軍機に乗った時に使われるコールサインである。

1976年以降、このコールサインは使われていない。1957年から1976年まで、大統領のヘリコプターでの輸送は陸軍と海兵隊が分担して行っていた。1976年以降は海兵隊のみが大統領のヘリコプター輸送任務を担当している。

大統領専用ヘリコプターは、操縦するパイロットが陸軍兵か海兵隊員かによって、アーミーワンとマリーンワンのコールサインを使い分けていた[2]

大統領専用ヘリコプターは16人乗りで、大統領とファーストレディのための座席、および大統領に常に同行する2名のシークレットサービスのための座席があった[3]

アーミーワンが着陸する際には、少なくとも1人は正装した陸軍兵が出迎えることになっていた[4]

副大統領が搭乗する陸軍機はアーミーツー(Army Two)のコールサインを使用する。

脚注

  1. ^ Harding, 235
  2. ^ Nixon Library Helicoptor”. 2016年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月5日閲覧。
  3. ^ Restoring Nixon's helicopter”. Chicago Tribune. 2023年1月14日閲覧。
  4. ^ Airborne Chariots”. 2013年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月26日閲覧。 “Wherever 'Marine One' flies, it is met on the ground by at least one US Marine in full dress uniform. In his final days of office, while flying over and landing nearby the Grand Canyon in Arizona, President Bill Clinton was stunned to find a Marine waiting at the landing site ready to salute him.”

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