アンナ・レジーナとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アンナ・レジーナの意味・解説 

アンナ・レジーナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 16:17 UTC 版)

アンナ・レジーナ
Anna Regina
位置
アンナ・レジーナ
アンナ・レジーナ (ガイアナ)
座標 : 北緯7度15分48秒 西経58度28分50秒 / 北緯7.26333度 西経58.48056度 / 7.26333; -58.48056
行政
ガイアナ
  ポメローン=スペナーム州
 基礎自治体 アンナ・レジーナ[1]
 町 アンナ・レジーナ
町長 デヴィン・モハン[2]
人口
人口 (2012年現在)
  町域 2,063人
  備考 [3]
その他
等時帯 UTC-4

アンナ・レジーナ(アンナ・レジャイナ、英語: Anna Regina)は、ガイアナポメローン=スペナーム州の州都[4]エセキボ川の河口から北西の、大西洋沿岸に位置する。2012年国勢調査によれば人口は2,063人で、人種別だとカリブ系が多い[3]

オランダ植民地時代はオランダ人のプランテーションだったが、1800年代初めにイギリスエセキボ英語版植民地を占領すると間もなくイギリス人に取って代わられた。伝えられるところによると、所有者のイギリス人はアンナとレジーナという2人の娘がいた。だが1810年から1815年までの間にアンナとレジーナは大西洋で溺死してしまった。所有者は亡くなった2人を記念して、プランテーションに「アンナ・レジーナ」と名付けたと言われている。アンナ・レジーナは発展と共に周囲の18の村を併合し、1990年に町へ昇格した[5]。アンナ・レジーナ町の人口は11,133人(2012年国勢調査)を数え、国内で10番目に多い[6]

1971年に西デメララ=エセキボ海岸県の県都に選ばれ、1980年の行政区画再編でポメローン=スペナーム州の州都となった[7]

アンナ・レジーナの歴史を伝える建造物として、1833年奴隷廃止法の抗議運動を指導し処刑された奴隷のデイモンを讃えるデイモン記念碑がある[8]。他にデイモンズ・クロス、オーロラ煙突と邸宅、アンナ・レジーナ橋、アンナ・レジーナ煙突、聖バーソロミュー聖公会教会、いくつかのオランダ人の墓がある。

出典

  1. ^ Councils of Guyana”. Statoids (2012年4月26日). 2023年12月28日閲覧。
  2. ^ “Mayors, deputies sworn in”. Stabroek News. (2023年8月8日). https://www.stabroeknews.com/2023/08/08/news/guyana/mayors-deputies-sworn-in/ 2024年2月26日閲覧。 
  3. ^ a b 2012 Population by Village”. Statistics Guyana. 2023年12月28日閲覧。
  4. ^ Regional Democratic Councils”. Ministry of Local Government and Regional Development. 2023年12月28日閲覧。
  5. ^ Who is Anna Regina?”. Lake Mainstay Resort. 2023年12月28日閲覧。
  6. ^ Guyana”. Citypopulation (2020年5月16日). 2023年12月28日閲覧。
  7. ^ Regions of Guyana”. Statoids (2015年11月5日). 2023年12月28日閲覧。
  8. ^ The Damon Monument”. Guyana: Land of Six Peoples.com (2002年11月3日). 2023年12月28日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  アンナ・レジーナのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アンナ・レジーナ」の関連用語

アンナ・レジーナのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アンナ・レジーナのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアンナ・レジーナ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS