アントーン・ロパーチンとは? わかりやすく解説

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アントーン・ロパーチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 05:58 UTC 版)

アントーン・イヴァノヴィッチ・ロパーチンロシア語: Антон Иванович Лопатин, 1897年1月6日 - 1965年4月9日)は、ソ連軍人。中将。ソ連邦英雄

経歴

カーメンカ村(現ブレスト州)出身。

1918年から赤軍。1919年から共産党員。ロシア内戦時、第1騎兵軍の小隊長、騎兵中隊長として、白軍、干渉軍と戦う。戦後、騎兵中隊長、連隊長、学校長、騎兵連隊長補佐、連隊長を歴任する。1927年、指揮要員完全化課程を修了。1937年、騎兵師団長。

独ソ戦勃発時、狙撃軍団長を務め、後に第37軍司令官となり、ロストフ防衛作戦に参加した。1942年8月~9月、第62軍司令官としてスターリングラード攻防戦の緒戦にに参加。1942年10月~1943年と1943年3月から第11軍司令官。1944年1月~7月、第43軍副司令官。戦争末期、狙撃軍団長となり、バルトの解放、東プロシア作戦に参加した。ケーニヒスベルク占領の際の功績により、ソ連邦英雄の称号が授与された。後に、ザバイカル戦線に移り、日本軍と戦った(ソ連対日参戦)。

戦後、狙撃軍団を指揮し、管区本部の各職を歴任した。1947年、参謀本部軍事アカデミー附属高等学術課程を修了。1954年、予備役編入。

パーソナル

ソ連邦英雄(1945年)。レーニン勲章3個、赤旗勲章3個、一等クトゥーゾフ勲章2個、赤星勲章を受章。




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