アンギュロンとは? わかりやすく解説

アンギュロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/19 00:04 UTC 版)

アンギュロンまたはアングロンAngulon )はシュナイダー・クロイツナッハの広角レンズに使われるブランドである。

以前は「逆望遠型がクルタゴン、対称型がアンギュロン」という使い分けがされていたが、最近では広角レンズはアンギュロンに統一されている。

最初の製品はアルブレヒト・ウィルヘルム・トロニエにより設計[1]された。

製品一覧

スーパーアンギュロン

グラフレックスXLシリーズ用

  • スーパーアンギュロン47mmF8 - XLSWボディに固定装着される。
  • MCスーパーアンギュロン75mmF5.6

ホースマンSW612用

駒村商会のカメラ製品一覧#ホースマンSW612シリーズ 参照のこと。

ホースマンSW617用

駒村商会のカメラ製品一覧#ホースマンSW617シリーズ 参照のこと。

ライカL/Mマウント

ライカマウントレンズの一覧#ライカカメラAG参照のこと。

ライカRマウント

ライカRマウントレンズの一覧#ライカカメラAG/エルンスト・ライツ参照のこと。

ローライ(二眼レフカメラ)用

  • スーパーアンギュロン50mmF4 - ローライフレックス4.0FWに固定装着。

ローライ6000シリーズ一眼レフカメラ用

ローライ#ローライフレックス6000シリーズ参照のこと。

ローライSL35/2000シリーズ用

ローライ#ローライフレックスSL35/SL2000シリーズ参照のこと。

ゼンザブロニカETRシリーズ用

ゼンザブロニカ#ゼンザブロニカETRシリーズ参照のこと。

各社一眼レフカメラ用

  • PCスーパーアンギュロン28mmF2.8 - シフト撮影可能。逆望遠型。購入時にマウントを指定する。上述ライカRマウントの他にニコンFマウント、コンタックスRTSマウント、ミノルタSRマウント、ミノルタA/ソニーαマウント、ペンタックスKマウント、M42マウントが知られる。アタッチメントはφ67mmねじ込み。イメージサークルφ62mm(F22)。

大判用

アンギュロンは2群6枚、スーパーアンギュロンは4群6枚。スーパーアンギュロンXLは4群8枚。

  • スーパーアンギュロン38mmF5.6XL - アタッチメントはφ72mmねじ込み。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン47mmF5.6XL - アタッチメントはφ67mmねじ込み。イメージサークルφ166mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン58mmF5.6XL - アタッチメントはφ67mmねじ込み。イメージサークルφ166mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン72mmF5.6XL - アタッチメントはφ95mmねじ込み。イメージサークルφ226mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン90mmF5.6XL - アタッチメントはφ95mmねじ込み。イメージサークルφ259mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン47mmF5.6MC - アタッチメントはφ52mmねじ込み。イメージサークルφ123mm(F22)。シャッターコンパー#00またはコパル#0。
  • スーパーアンギュロン65mmF5.6MC - アタッチメントはφ67mmねじ込み。イメージサークルφ170mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン75mmF5.6MC - アタッチメントはφ67mmねじ込み。イメージサークルφ198mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン90mmF5.6MC - アタッチメントはφ82mmねじ込み。イメージサークルφ235mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン90mmF8MC - アタッチメントはφ67mmねじ込み。イメージサークルφ216mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン120mmF8MC - アタッチメントはφ82mmねじ込み。イメージサークルφ288mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン165mmF8MC - アタッチメントはφ110mmねじ込み。イメージサークルφ395mm(F22)。シャッター#3。
  • スーパーアンギュロン210mmF8MC - アタッチメントはφ135mmねじ込み。イメージサークルφ500mm(F22)。シャッター#3。
  • スーパーアンギュロン47mmF5.6 - 実焦点距離47.2mm。アタッチメントはφ49mmP=0.75ねじ込み。イメージサークルφ123mm(F16)[2]、φ123mm(F22)。シャッター#00。
  • スーパーアンギュロン47mmF8 - シャッター#00。
  • スーパーアンギュロン53mmF4 - 実焦点距離52.7mm。アタッチメントはφ67mmP=0.75ねじ込み。イメージサークルφ115mm(F16)[2]、φ115mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン53mmF8
  • スーパーアンギュロン65mmF5.6 - 実焦点距離65.3mm。アタッチメントはφ67mmP=0.75ねじ込み。イメージサークルφ170mm(F16)[2]、φ170mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン65mmF8 - 実焦点距離65.2mm。アタッチメントはφ49mmP=0.75ねじ込み。イメージサークルφ155mm(F16)[2]、φ155mm(F22)。シャッターコンパー#00またはコパル#0。
  • スーパーアンギュロン75mmF5.6 - 実焦点距離76mm。アタッチメントはφ67mmP=0.75ねじ込み。イメージサークルφ198mm(F16)[2]、φ198mm(F22)。
  • スーパーアンギュロン75mmF8 - 実焦点距離76mm。アタッチメントはφ49mmP=0.75ねじ込み。イメージサークルφ181mm(F16)[2]、φ181mm(F22)。
  • スーパーアンギュロン90mmF5.6 - 実焦点距離90mm。アタッチメントはφ82mmP=0.75ねじ込み。イメージサークルφ235mm(F16)[2]、φ235mm(F22)。
  • スーパーアンギュロン90mmF8 - 実焦点距離90mm。アタッチメントはφ67mmP=0.75ねじ込み。イメージサークルφ216mm(F16)[2]、φ216mm(F22)。シャッター#0。
  • スーパーアンギュロン121mmF8 - 実焦点距離121.6mm。アタッチメントはφ77mmP=0.75ねじ込み。イメージサークルφ290mm(F16)[2]、φ290mm(F22)。シャッター#1。
  • スーパーアンギュロン165mmF8 - 実焦点距離165mm。アタッチメントはφ105mmP=1ねじ込み。イメージサークルφ394mm(F16)[2]、φ394mm(F22)。シャッター#3。
  • スーパーアンギュロン210mmF8 - 実焦点距離210mm。アタッチメントはφ127mmP=1ねじ込み。イメージサークルφ500mm(F16)[2]、φ500mm(F22)。シャッター#3。
  • アンギュロン65mmF6.8 - シャッター#00。
  • アンギュロン90mmF6.8 - アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。シャッター#0。
  • アンギュロン120mmF6.8 - シャッター#1。
  • アンギュロン165mmF6.8 - シャッター#1。
  • アンギュロン210mmF6.8

出典

  1. ^ 『ツァイス・イコン物語』p.47。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 『シュナイダー・クロイツナッハ製品カタログ』。

参考文献

関連項目


アンギュロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 09:14 UTC 版)

シュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧」の記事における「アンギュロン」の解説

広角レンズについて以前は「逆望遠型クルタゴン対称型がアンギュロン」という使い分けがされていたが、最近では広角レンズ全てアンギュロンに統一されている。 詳細は「アンギュロン」を参照

※この「アンギュロン」の解説は、「シュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧」の解説の一部です。
「アンギュロン」を含む「シュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧」の記事については、「シュナイダー・クロイツナッハのレンズ製品一覧」の概要を参照ください。

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