アンの定理とは? わかりやすく解説

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アンの定理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/30 18:58 UTC 版)

アンの定理(アンのていり、Anne's theorem)とは、四角形面積に関する定理である。フランスの数学者ピエール=レオン・アン(Pierre-Leon Anne, 1806-1850)にちなんで命名された[1]

灰色と白の面積は等しい。

定理

平行四辺形でない四角形ABCD対角線中点E,Fとし、LをABCDの内部の任意の点とする。 LABCDの辺を一つずつ持つ4つの三角形を形成する。 対向する三角形の面積の2つの合計が等しい(△BCL+△DAL=△LAB+△DLC)ならば、点Lニュートン線上に位置する[2]

平行四辺形の場合、対角線の中点が対角線の交点と一致するので、ニュートン線は存在しない。ただし、平行四辺形の任意の内部の点において、面積の同一性が成り立つ。

アンの定理の逆も成り立つ。つまり、四角形のニュートン線上の任意の点について、面積の同一性が成立する。

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