アルピナ・B8とは? わかりやすく解説

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アルピナ・B8

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/30 03:00 UTC 版)

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アルピナ・B8(ビーエイト)は、ドイツの自動車メーカーアルピナが製造していたセダンステーションワゴンクーペまたはオープンタイプの高級車である。

B8はB3と同様にBMW・3シリーズをベースとしたチューニングカーであるが、B3よりも排気量が大きく、本来3シリーズには設定されていないV型8気筒エンジンを搭載しているのが特徴である。

ボディそのものは3シリーズと共通だが、自動車メーカーとして認められているので、取り付けられるエンブレムは独自のデザイン。パワートレインはチューンされ、大きく「ALPINA」の文字が書かれたエアロパーツやボディ側面のデコラインが3シリーズとは別物であることを示している。

歴史

初代(1995年-1998年)

BMW・3シリーズ(E36)をベースとするB8は1995年に発売、日本にはセダンの「B8-4.6」「B8-4.0」、クーペの「B8-4.6クーペ」「B8-4.0クーペ」、ステーションワゴンの「B8-4.6ツーリング」、カブリオレの「B8-4.6カブリオ」が導入された。

1997年、セダンのモデル名の後ろに「リムジン」(Limousine )が付き、「B8-4.6リムジン」「B8-4.0リムジン」となる。

1998年、生産終了。

特徴・機構

  • 日本での価格は995-1,319万円。左ハンドル仕様のみの展開である。
  • エンジンは5シリーズと共通の4.0リットルまたは4.6リットルのV型8気筒エンジンであり、これにゲトラグ製の6速MTが組み合わせられている。
  • B8以外で3シリーズのボディにV型8気筒エンジンが搭載されたのはBMW・M3の「M3-GTR」とE9X系のみとなり、量産車では唯一である。

主なモデル

  • B8-4.6(1995年-1997年)/B8-4.6リムジン(1997年-1998年)
    4.6リットルV型8気筒DOHCエンジン(340PS/48.9kg・m)、6速MT、駆動方式はFR。
  • B8-4.6クーペ/B8-4.6ツーリング/B8-4.6カブリオ(1995年-1998年)
    4.6リットルV型8気筒DOHCエンジン(340PS/48.9kg・m)、6速MT、駆動方式はFR。
  • B8-4.0(1995年-1997年)/B8-4.0リムジン(1997年-1998年)
    4.0リットルV型8気筒DOHCエンジン(315PS/41.8kg・m)、6速MT、駆動方式はFR。
  • B8-4.0クーペ(1995年-1998年)
    4.0リットルV型8気筒DOHCエンジン(315PS/41.8kg・m)、6速MT、駆動方式はFR。

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