アクシェヒル湖とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アクシェヒル湖の意味・解説 

アクシェヒル湖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/04 08:00 UTC 版)

アクシェヒル湖
アクシェヒル湖
座標 北緯38度36分0秒 東経31度18分0秒 / 北緯38.60000度 東経31.30000度 / 38.60000; 31.30000座標: 北緯38度36分0秒 東経31度18分0秒 / 北緯38.60000度 東経31.30000度 / 38.60000; 31.30000
トルコ
最長 10km[1]
最大幅 17km[1]
水面積 105km2[1]
平均水深 4m[1]
水面標高 990m[1]
テンプレートを表示

アクシェヒル湖トルコ語: Akşehir Gölü)とは、トルコ淡水内陸湖である。

トルコ南西部に位置し、アフィヨンカラヒサール県コンヤ県にまたがる。湖の南8kmには同じ名前を持つアクシェヒルの町が存在する[2]

アクシェヒル湖には西部のスルタン山地、北部のエミル山地、北西のエベル湖から河川が流入しており[1]、著しい流出口は持たない[3]中央と北側は湖底の湧き水のために塩分濃度が高くなっている。湖岸には湿地帯が広がり[3]、湖水は灌漑に利用されている[4]。西岸にはアフィヨンカラヒサールからコンヤに至る鉄道の線路が敷設されている。

アクシェヒル湖ではコイマスなどの淡水魚の漁が行われている[1]。1989年にアクシェヒル湖はバードライフ・インターナショナルによって重要野鳥生息地に指定され、世界的に絶滅の危機に瀕する水鳥類が狩猟、繁殖期に起きる草むらでの創傷、環境汚染といった危険から保護されている。

脚注

  1. ^ a b c d e f g 藤木「アクシェヒル湖」『世界地名大事典』3、12頁
  2. ^ 藤木健二「アクシェヒル」『世界地名大事典』3収録(朝倉書店, 2012年11月)、11-12頁
  3. ^ a b 別枝「アクシェヒル湖」『世界地名大事典』6巻、6頁
  4. ^ "A Preliminary Study on the Ostracoda (Crustacea) Fauna of Lake Akşehir", Turkish J. Zoology 24 (2000), pp. 9-16

参考文献

  • 藤木健二「アクシェヒル湖」『世界地名大事典』3収録(朝倉書店, 2012年11月)
  • 別枝篤彦「アクシェヒル湖」『世界地名大事典』6巻収録(朝倉書店, 1974年)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アクシェヒル湖」の関連用語

アクシェヒル湖のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アクシェヒル湖のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアクシェヒル湖 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS