アクシアム (レコードレーベル)とは? わかりやすく解説

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アクシアム (レコードレーベル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/08 16:00 UTC 版)

アクシアム
Axiom
親会社 パーム・ピクチャーズ
設立 1990年
設立者 クリス・ブラックウェル
ビル・ラズウェル
解散 1997年
現況 活動停止
販売元 Bandcamp
ジャンル ワールドミュージックアヴァンギャルド・ジャズ、フィールド・レコーディング
アメリカ合衆国
本社所在地 ニューヨーク ブルックリン

アクシアム[1](Axiom)は、アイランド・レコードの創設者であるクリス・ブラックウェルの支援を受けて、1990年にミュージシャンのビル・ラズウェルによって設立されたレコードレーベル[2][3]

略歴

1989年、クリス・ブラックウェルアイランド・レコードポリグラムへ売却した。ポリグラムは2000年にユニバーサルミュージックグループの子会社となり、ブラックウェルはCEOとして残った。1997年に、彼は自身のマネージメントに対する抑圧的な監視に苦労した後、ポリグラムを辞任した。そこでアクシアムは閉鎖されたが、ブラックウェルがパーム・ピクチャーズを開始したときに活動が再開された。しかし、パームは音楽ビジネスへの関与を縮小し、アクシアムを再び休眠状態にした。

アクシアムは、ソニー・シャーロックの『アスク・ジ・エイジス』やヘンリー・スレッギルの『トゥ・マッチ・シュガー・フォー・ア・ダイム』のほか、プラクシスやマテリアルなどラズウェルのバンドによるレコードをリリースしている。

サイモン・シャヒーンのムハンマド・アブドゥルワッハーブへのトリビュート、L.シャンカールの『Soul Searcher』、モロッコのグナワ音楽のフィールド・レコーディング、ガンビアのマンディンカ族フラニ族の音楽、モロッコのリフ山脈のマスター・ミュージシャンズ・オブ・ジャジューカなど、一連のワールドミュージック作品もアクシアムからリリースされた。

パーム・ピクチャーズに移った後のアクシアムは、特にマテリアルや、ラズウェル、ザキール・フセイン、カーシュ・カーレイ、ウスタッド・スルタン・カーンを含むグループであるタブラ・ビート・サイエンスらによる、ほんの一握りのアルバムのみをリリースした。

アーティスト

脚注

  1. ^ アクシオム」「アクシアム・レコード」の表記もある。意味は「公理」。
  2. ^ Lavezzoli, Peter (24 April 2006). The Dawn of Indian Music in the West. A&C Black. pp. 342–. ISBN 978-0-8264-1815-9. https://books.google.com/books?id=OSZKCXtx-wEC&pg=PA342 2018年12月6日閲覧。 
  3. ^ Christma, Ed (1993年6月12日). “The Axiom Records Saga”. Nielsen Business Media. pp. 1–. 2018年12月6日閲覧。

関連項目

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