アイオスニコラオスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > アイオスニコラオスの意味・解説 

アイオス‐ニコラオス【Agios Nikolaos/Άγιος Νικόλαος】

読み方:あいおすにこらおす

アギオスニコラオス


アイオス・ニコラオス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/25 13:32 UTC 版)

アイオス・ニコラオス
Άγιος Νικόλαος

ヴリスメニ湖
所在地
アイオス・ニコラオス
座標 北緯35度11分 東経25度43分 / 北緯35.183度 東経25.717度 / 35.183; 25.717座標: 北緯35度11分 東経25度43分 / 北緯35.183度 東経25.717度 / 35.183; 25.717
行政
国: ギリシャ
地方: クレタ
: ラシティ県
人口統計 (2011年)
ディモス
 - 人口: 27,074 人
 - 面積: 512.0 km2
 - 人口密度: 53 人/km2
旧自治体
 - 人口: 20,679 人
 - 面積: 317.8 km2
 - 人口密度: 65 人/km2
キノティタ
 - 人口: 12,638 人
その他
標準時: EET/EEST (UTC+2/3)
標高 (最低-最高): 0 - 10 m
郵便番号: 721 00
市外局番: 28410
自動車ナンバー: ΑΝ
公式サイト
[1]

アイオス・ニコラオスギリシア語: Άγιος Νικόλαος / Agios Nikolaos)は、ギリシャクレタ島にある都市で、その周辺地域を含む基礎自治体ディモス)。ラシティ県の県都である。アギオス・ニコラオスとも表記される。

地理

町の東側にはシティアがあり、西側にはクレタ島の主都であるイラクリオンが、南側にはイエラペトラの町がある。2000年には、町の近郊の村も含めたアイオス・ニコラオス市の人口が19,000人を超えた。町の一部は古代のラト・プロス・カマラの町の上に建っている。

歴史

アイオス・ニコラオスの町は、青銅器時代後期にラト(Lato)の要塞を占拠したドーリア人によって建設された。その時、丘陵地にあるラトの要塞は防御が弱いために、港を持つアイオス・ニコラオスの地が注目されることになったのだった。

アイオス・ニコラオスとは、聖ニコラオスを意味する。また、聖ニコラオスが全ギリシャと航海の聖人となってからは、アイオス・ニコラオスの町の名はギリシャキプロスで特によく見られる地名となった。

現在のアイオス・ニコラオス

アイオス・ニコラオスは、ラシティ県の県都となってから20ある集落や農村の中心となり、観光の町としてよく知られるようになった。町には小さな潟であるヴリスメニ湖をはじめ、小さなビーチやアイオイ・パンテ島、考古学博物館や地元の植物展覧会「イリア」などが観光の名所となっている。観光客は主に、8月半ばにギリシャのみを旅行する西ヨーロッパ人が多い。ヴリスメニ湖には散歩道のある小さな公園や競技場、カフェなどがあり、湖上には伝統的な漁船やアヒル、ハトなどがいる。

交通

アイオス・ニコラオス港

アイオス・ニコラオスはギリシャ本土からの交通の便がよく、ニコス・カザンツァキス空港からヨーロッパ各地に行くことができ、またイラクリオンからは1日に何本ものフェリーが運航されている。さらにアイオス・ニコラオス港からはピレウスドデカネス諸島行きの航路が運航されている。

著名な出身者

  • ニコス・クンドゥロス (1926-、映画監督)
  • ミミス(ディミトリス)・アンドルラキス (1951、政治家)
  • マリア・ダマナキ (1952-、政治家)

参考

脚注

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アイオスニコラオス」の関連用語

1
アギオス‐ニコラオス デジタル大辞泉
70% |||||

アイオスニコラオスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アイオスニコラオスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアイオス・ニコラオス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS