わが生涯は火の如く
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 05:51 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動「わが生涯は火の如く」 | ||||
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橋幸夫 の シングル | ||||
B面 | 故郷の花はいつでも紅い | |||
リリース | ||||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | ビクター(VS-521) | |||
作詞・作曲 |
佐伯孝夫(作詞) 吉田正(作曲) | |||
橋幸夫 シングル 年表 | ||||
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「わが生涯は火の如く」は、1962年5月20日に ビクターより発売された橋幸夫の9枚目のシングル(VS-521)[1]。ニュー東映映画「わが生涯は火の如く」の主題歌となっている(後述)
概要
- 1960年7月、橋は「潮来笠」でデビューしたが、その年、5枚のシングルをリリース。特に10月、11月、12月は新人では異例の3ヶ月連続の新譜リリースとなった。
- 1961年もこの傾向は変わらず、この年のシングルリリースは11枚に達したが、特に5月は「若い素顔」(VS-497)「南海の美少年(天草四郎の唄)」(VS-506)と本楽曲「わが生涯は火の如く」と3曲のリリースとなった。
- 作詞は佐伯孝夫、作曲は吉田正と橋の両恩師による制作で、デビュー以来変わっていない。
- 楽曲は、映画に合わせて消防士の心意気を、重厚感のある音楽に乗せて歌いあげ、B面の「故郷の花はいつでも紅い」とは「違うタイプの2曲の組み合わせ」[2]となっている。消防関係者には、その後もよく歌われた楽曲となった。
- c/wの「故郷の花はいつでも紅い」も、佐伯、吉田の作品で、TBSラジオにて放送された三菱重工提供「田園ソング」。ラジオから流れるメロディーは、当時の若い世代の思い出曲となっている。歌詞の「淋しゅてならず」について、橋は、「佐伯先生の美学なんでしょうね。意図的に新しい言葉と古い言葉を混ぜる」としている[3]。
- 1961年に年間で8万枚を売り上げ、ビクターの年間ヒット賞を受賞した[4]。
収録曲
収録アルバム
- 初期のLP盤には収録されているが、近年のCDでのベスト盤への収録はない。
- 記念アルバム『歌の架け橋~橋幸夫45周年記念~』(2005年12月16日) VICL-60641~2 DISC-1
- 他にCD-BOXでは『橋幸夫大全集』(1993年9月20日発売)DISC-1に収録されている。
関連項目・映画「わが生涯は火の如く」
- 本楽曲は、橋は出演しないが、ニュー東映映画「わが生涯は火の如く」主題歌となっている。楽曲は映画公開の3週間前にリリースされている。
- 映画は1961年6月9日公開で、上映時間は90分
出典
- ^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁参照
- ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 25頁
- ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』前掲 26頁
- ^ 『週刊サンケイ』1962年2月12日号(田家秀樹『読むJ‐POP―1945‐1999私的全史 あの時を忘れない』徳間書店、1999年、59-60頁。ISBN 4-19-861057-6)
固有名詞の分類
映画作品 |
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