にじゅうろくやまち

デジタル大辞泉

にじゅうろくや‐まち〔ニジフロクヤ‐〕【二十六夜待ち】

読み方：にじゅうろくやまち

江戸時代、陰暦正月・7月の26日の夜、月の出るのを待って拝むこと。月光の中に弥陀・観音・勢至の三尊が現れると言い伝えられ、特に江戸高輪(たかなわ)から品川あたりにかけて盛んに行われた。六夜待ち。

世界宗教用語大事典

にじゅうろくやまち 【二十六夜待】

陰暦正月と七月の二十六日の月出は、弥陀三尊（弥陀・観音・勢至）の像が見えるとして、その月出を待って拝む風習をいう。のち七月だけになった。六夜待・月待とも。→ 月待