なつ はづきとは? わかりやすく解説

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なつは‐づき【夏端月/夏初月】

読み方:なつはづき

《「なつはつき」とも》陰暦4月異称卯月(うづき)。《 夏》


なつはづき

なつはづきの俳句

はつなつや肺は小さな森であり
ふと触れる肘ひんやりと原爆忌
まどろみの隙間ふくろう息継ぎす
まなうらに白夜の記憶?打たれ
クッキーの微かな湿り鳥雲に
チンアナゴみな西を向く神無月
バイオリンソロは佳境に冬木立
ミモザ揺れ結末思い出せぬ恋
リストカットにて朧夜のあらわれる
五月来る鉛筆すべて尖らせて
初鰹祖母が最後に笑った日
右手から獣の匂い夏の闇
地に刺さる喪服の群れよ油照り
夏あざみ父を許すという課題
夕花野ことば何処へも飛び立てず
宝石箱に小さき鏡野分来る
我儘はひとことで足る冬かもめ
日傘閉じここに暮らしがあった海
日向ぼこ世界を愛せない鳩と
昨日から革命中のなめくじり
森はふとひかがみ濡らし楸邨忌
次々とひとりのかたち綾取りは
母の背が饒舌になり鰯雲
沈黙の明るく置かれ晩白柚
端っこの捲れる笑顔シクラメン
花疲れ鳴りっぱなしのファの鍵盤
薔薇百本棄てて抱かれたい身体
蟻地獄母を見上げている少年
身体から風が離れて秋の蝶
雨水とは光を待っている睫毛
 

ナツハ月

読み方:なつはづき

  1. 四月異名。〔伝抄〕時鳥声はけふまで夏初月音羽の山のかきの庵に。
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なつはづき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/01 15:59 UTC 版)

なつはづき1968年6月22日[1] - )は、日本の俳人。「青山俳句工場05」「豈」「天晴」所属。「俳句新空間」「蘖通信」「連の会」に参加。超結社「朱夏句会」代表。現代俳句協会研修部長。現代俳句協会俳句通信添削教室講師。現代俳句オープンカレッジ(GHOC)講師。神奈川県現代俳句協会幹事・企画部長[1]。句集『ぴったりの箱』(朔出版)。私家版句集『朱夏』。




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