さよなら、アドルフとは? わかりやすく解説

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さよなら、アドルフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/16 09:27 UTC 版)

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さよなら、アドルフ
Lore
監督 ケイト・ショートランド
脚本 ケイト・ショートランド
ロビン・ムケルジー
原作 レイチェル・シーファー英語版
暗闇のなかで英語版
製作 カーステン・シュテーター
リズ・ワッツ英語版
ポール・ウェルシュ英語版
ベニー・ドレクセル
製作総指揮 マーガレット・マシスン
アニタ・シーハン
ヴィンセント・シーハン
出演者 サスキア・ローゼンダール英語版
カイ・マリーナ
ネレ・トゥレープス
ウルシーナ・ラルディ
音楽 マックス・リヒター
撮影 アダム・アーカポー
編集 ヴェロニカ・ジェネット
製作会社 Roh Film
Porchlight Films
Edge City Films
配給 トランスミッション・フィルムズ
Piffl Medien
キノフィルムズ
公開 2012年6月9日シドニー英語版
2012年9月10日
2012年10月11日
2013年2月22日
2014年1月11日
上映時間 109分[1]
製作国 オーストラリア
ドイツ
イギリス
言語 ドイツ語
英語
製作費 4,300,000
興行収入 A$296,505
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さよなら、アドルフ』(Lore)は、ケイト・ショートランド監督・脚本、ロビン・ムケルジー脚本、UKフィルム・カウンシル英語版出資による2012年のオーストラリアドイツ戦争映画である[2]。原作はレイチェル・シーファー英語版の小説『暗闇のなかで英語版』に入っている「Lore」である。

第85回アカデミー賞外国語映画賞にはオーストラリア代表として出品されたが、最終選考9作品には残らなかった[3]

あらすじ

14歳のローレは、ナチス高官の父と母、そして妹と双子の弟、生まれて間もない乳飲み子の弟ら、家族7人で何不自由ない幸せな生活を送っていた。1945年ドイツは敗戦し、ローレの境遇は一変する。家族を田舎の農家の元に疎開させたあと、父の行方は分からなくなり、やがて母も、出頭要請によりローレ達の元を去る。「私が戻らない時は、おばあちゃんの所へ身を寄せなさい」。母は帰らず、農家からも追い出される羽目になったローレは、幼い兄弟達を連れ、はるか900キロ離れた祖母の家へと過酷な旅に出かける。道中、ローレはナチスのユダヤ人へのホロコーストの事実を知り、今までの価値観を根底から覆される。そんな彼女達を危機から救ったのは、皮肉にもユダヤ人の青年、トーマスだった。トーマスを加えた一行は今やソ連に支配されたハンブルグへ危険な旅を続ける。

キャスト

公開

オーストラリア・プレミアは2012年6月にシドニー映画祭英語版で行われた[4]。国際プレミアは同年8月にロカルノ国際映画祭で行われた[5]

参考文献

  1. ^ LORE (15)”. British Board of Film Classification (2012年12月7日). 2012年12月20日閲覧。
  2. ^ British Council Film (2012年1月20日). “British Council Film: Lore”. Film.britishcouncil.org. 2013年3月24日閲覧。
  3. ^ Australian film Lore up for an Oscar”. Vogue. 2012年9月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年9月7日閲覧。
  4. ^ "Lore", Sydney Film Festival 2012 Archived 2012年8月15日, at the Wayback Machine. accessed 9 June 2012
  5. ^ "Lore", Locarno Film Festival 2012 accessed 14 november 2012

関連項目

外部リンク




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