さなえちゃん (古井戸の曲)とは? わかりやすく解説

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さなえちゃん (古井戸の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 04:06 UTC 版)

さなえちゃん
古井戸シングル
B面 もうねむたいよ
リリース
規格 7インチシングル
AV-2
ジャンル フォークソング
時間
レーベル エレックレコード
作詞・作曲 仲井戸麗市
プロデュース 浅沼勇
チャート最高順位
  • 週間17位オリコン[1]
  • 登場回数17回(オリコン)
  • 売上12.4万枚(オリコン)
古井戸 シングル 年表
さなえちゃん
(1972年)
ちどり足
(1972年)
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さなえちゃん』は、加奈崎芳太郎仲井戸麗市(愛称:チャボ)の二人で結成したフォーク・グループ古井戸の楽曲である。古井戸の1枚目のシングルとして1972年5月25日にエレックレコードより発売された。

解説

エレックレコードのプロデューサー浅沼勇に認められて「古井戸の世界」でレコードデビューしてから、「唄の市」で全国を回る中、古井戸の世界-生ギターの限界に挑戦するチャボのギター・テクニックと、加奈崎のヘビー級のパワフルなボーカルを基調にしたハードな古井戸サウンド-は確立された[2]。そんな中、浅沼は女の子のファンが多かったチャボのかわいらしさを出して、チャボをリードボーカルにした曲を作ろうと考えた[2]。当時チャボは大学ノートをいつも持ち歩いており、そのノートの裏表紙にさなえちゃんとネーミングされた似顔絵を書いていたため、浅沼はこれだとチャボに曲を作らせた[2]。結果10万枚を超えるヒットとなり、古井戸の名前は一躍有名になった。

その後、古井戸には「さなえちゃん」のイメージがつきまとい、出演したテレビでもこの曲を求められ、チャボが怒って退席したことがある。

さなえちゃんは、チャボが通っていた戸山教会の幼稚園の初恋の相手の名前[3]

収録曲

全作詞・作曲:仲井戸麗市

SIDE A

  1. さなえちゃん  – (5:00)

SIDE B

  1. もう ねむたいよ  – (4:31)
    編曲:古井戸

脚注

  1. ^ 「オリコンチャートブック 1968-1997」ORICON BOOKS、1997年12月11日、293ページ。
  2. ^ a b c 「青春のバイブル―魂を揺さぶられた歌」富澤一誠著、シンコーミュージック、1993年4月1日発行、85ページ。
  3. ^ 仲井戸麗市「monthly CHABO vol.6 Two Of Us」南青山MANDALA_ ウラKAN.html2021年12月9日閲覧。

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