さなえちゃん (古井戸の曲)
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「さなえちゃん」 | ||||
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古井戸 の シングル | ||||
B面 | もうねむたいよ | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル AV-2 |
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ジャンル | フォークソング | |||
時間 | ||||
レーベル | エレックレコード | |||
作詞・作曲 | 仲井戸麗市 | |||
プロデュース | 浅沼勇 | |||
チャート最高順位 | ||||
古井戸 シングル 年表 | ||||
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『さなえちゃん』は、加奈崎芳太郎、仲井戸麗市(愛称:チャボ)の二人で結成したフォーク・グループ古井戸の楽曲である。古井戸の1枚目のシングルとして1972年5月25日にエレックレコードより発売された。
解説
エレックレコードのプロデューサー浅沼勇に認められて「古井戸の世界」でレコードデビューしてから、「唄の市」で全国を回る中、古井戸の世界-生ギターの限界に挑戦するチャボのギター・テクニックと、加奈崎のヘビー級のパワフルなボーカルを基調にしたハードな古井戸サウンド-は確立された[2]。そんな中、浅沼は女の子のファンが多かったチャボのかわいらしさを出して、チャボをリードボーカルにした曲を作ろうと考えた[2]。当時チャボは大学ノートをいつも持ち歩いており、そのノートの裏表紙にさなえちゃんとネーミングされた似顔絵を書いていたため、浅沼はこれだとチャボに曲を作らせた[2]。結果10万枚を超えるヒットとなり、古井戸の名前は一躍有名になった。
その後、古井戸には「さなえちゃん」のイメージがつきまとい、出演したテレビでもこの曲を求められ、チャボが怒って退席したことがある。
さなえちゃんは、チャボが通っていた戸山教会の幼稚園の初恋の相手の名前[3]。
収録曲
全作詞・作曲:仲井戸麗市
SIDE A
- さなえちゃん – (5:00)
SIDE B
- もう ねむたいよ – (4:31)
- 編曲:古井戸
脚注
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