込み打ち
読み方:こみうち
- 友達同志が共同で商売すること。
- 〔的〕合同で商売をやること、香具師の一商法である。或る祭礼の時、期せずして同一種類のテキヤなどが集つてしまつた場合には其一人一人では決して、充分な利益を挙げ得ぬばかりではなく如何なる長広舌を振つても却つて誰の得にもならない結果となると思はるるやうな時には、同種の者ばかり合同で商売をやることをいふ。
- 込打は的屋が商売をする場合、其の同一場所に余りに多く同業者が集つてしまつたときには却つて利益を分割されることとなるので、此の場合には相談の上合同して開店する、その代り利益は全部で等分するのである。之を込み打と云ふ。
- 共同、合同。
- 友達同志が共同で商売をすること。〔香具師・不良〕
- 友達同志が共同して商売をすること。
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