この世のすべての時間とは? わかりやすく解説

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この世のすべての時間

作者アーサーC.クラーク

収載図書天の向こう側
出版社早川書房
刊行年月2007.2
シリーズ名ハヤカワ文庫SF


この世のすべての時間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 00:14 UTC 版)

天の向こう側」の記事における「この世のすべての時間」の解説

1人の女が、泥棒の男を訪問した。女は金はいくらでも出すから、このリストのものを盗んでほしいという。リストには、大英博物館にある貴重な品々の名前が書いてあった。男が無理だという。女は小型装置出した。この装置から半径7フィート以上離れたところでは、時間進み方が1億分の1になるという。つまり装置動作範囲内にいれば、外の世界1億倍という目にもとまらぬ速さ仕事ができる。男はその装置使って博物館から誰にも知られずに盗むことができた。遠く離れてから、装置スイッチを切ればいい。なぜ盗むのかを聞くに対して、女が言った。「この世界は、もうじき終わるから。私は10万先の地球から来たのです」。ちょうどその日には、超爆弾実験が行われることになっていた。

※この「この世のすべての時間」の解説は、「天の向こう側」の解説の一部です。
「この世のすべての時間」を含む「天の向こう側」の記事については、「天の向こう側」の概要を参照ください。

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