この世のすべての時間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 00:14 UTC 版)
「天の向こう側」の記事における「この世のすべての時間」の解説
1人の女が、泥棒の男を訪問した。女は金はいくらでも出すから、このリストのものを盗んでほしいという。リストには、大英博物館にある貴重な品々の名前が書いてあった。男が無理だという。女は小型の装置を出した。この装置から半径7フィート以上離れたところでは、時間の進み方が1億分の1になるという。つまり装置の動作範囲内にいれば、外の世界の1億倍という目にもとまらぬ速さで仕事ができる。男はその装置を使って、博物館から誰にも知られずに盗むことができた。遠くに離れてから、装置のスイッチを切ればいい。なぜ盗むのかを聞く男に対して、女が言った。「この世界は、もうじき終わるから。私は10万年先の地球から来たのです」。ちょうどその日には、超爆弾の実験が行われることになっていた。
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