かべくさ

デジタル大辞泉

かべ‐くさ【壁草】

読み方：かべくさ

壁を作るときに土に混ぜて使う草。カヤ・ススキ・アシなどの類。

「新室(にひむろ)の—刈りにいまし給はね」〈万・二三五一〉

[補説] 書名別項。→壁草

かべくさ【壁草】

読み方：かべくさ

室町後期の連歌集。10巻。宗長自撰。文亀元年（1501）から永正9年（1512）までの約10年の間に増補改訂が行われている。