かぐや姫 竹御殿とは? わかりやすく解説

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かぐや姫 竹御殿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 09:41 UTC 版)

かぐや姫 竹御殿
エントランス
情報
設計者 長野清助
構造設計者 長野清助
設備設計者 長野清助
施工 長野清助
建築主 長野清助
管理運営 個人
高さ 約10m
着工 昭和初期(客殿)
改築 1950年頃に御殿を増設
所在地 615-8287
京都市西京区松尾万石町51
座標 北緯34度59分32.3秒 東経135度41分9.5秒 / 北緯34.992306度 東経135.685972度 / 34.992306; 135.685972 (かぐや姫 竹御殿)座標: 北緯34度59分32.3秒 東経135度41分9.5秒 / 北緯34.992306度 東経135.685972度 / 34.992306; 135.685972 (かぐや姫 竹御殿)
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かぐや姫 竹御殿(かぐやひめ たけごてん)は京都市西京区松尾にある建築物。金閣寺を模して作られた竹の御殿である。

概要

豊かな竹林が広がり、竹取物語の舞台とも言われる京都松尾の地に、竹工の名人・長野清助が27年の歳月をかけて独力で建造した。

長野清助が考案した、竹片をモザイクタイルのように貼り込んだ「清助貼り」と呼ばれる手法など、他に類を見ない建築で、鈴虫寺苔寺地蔵院などの名所が散在するこの地において、独特の存在感をかもし出している。

2000年代までは、竹細工師をしている清助の息子と、占い師をしている息子の妻が管理し、一般公開されていた。願い事を書いた色紙で折鶴を折って、竹御殿の中に安置されたかぐや姫像に捧げると、願い事が叶うという。

2017年、京都市より「京都を彩る建物や庭園」に認定された[1]

2018年、台風第21号で被災し、修繕を行っていた清助の孫が高所から転落する事故がおきる。特異な建物であるため、親族にしか修繕などの管理ができなかったが、もはや親族では管理しきれなくなったことから、認定に関わった京都市の文化財マネージャーと相談の上、近所(西隣)の人が建物を取得[2]

2021年に平屋棟と厠棟が改装され、2022年3月、近所の人のプロデュースにより、ブルックリンスタイルのヴィンテージカフェ「BAMBOO COFFEE」がオープン[3]

交通アクセス

京都市西京区松尾万石町

不定休(ただし、休日・祝日は開いている場合が多い。確実に行きたい場合は事前予約が必要)

マスコミ放映など

NHK大阪『ちょっといい旅』「竹林に祭りばやし流れて~京都・洛西~」1994年9月放送

脚注

参考文献

リンク

CAFE – BAMBOO COFFEE BAMBOO COFFEE公式サイト




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