お手長山古墳とは? わかりやすく解説

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お手長山古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/28 07:25 UTC 版)

お手長山古墳
所属 熊野古墳群
所在地 埼玉県深谷市岡2006-1
位置 北緯36度12分51.7秒
東経139度14分3.2秒
座標: 北緯36度12分51.7秒 東経139度14分3.2秒
形状 帆立貝形古墳
規模 全長45m
築造年代 6世紀末
出土品 土師器、須恵器
史跡指定 昭和54年指定
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お手長山古墳(おてながやまこふん)は、埼玉県深谷市の熊野古墳群内にある帆立貝形古墳である。

概要

  • 墳丘長45メートル
  • 後円部径22メートル・高さ3.5メートル
  • 前方部幅17メートル・高さ3.5メートル
  • 幅10メートルの周溝をもち、前方部を西に向けている。

1965年(昭和40年)に後円部南側から石室が発見され、須恵器提瓶や銅腕が出土したとの伝承がある。現在墳丘上に石室の石材らしき角閃石安山岩が散らばっている。1988年(昭和63年)に墳丘南側で発掘調査が行われ、周溝から土師器坏、須恵器、長頸瓶などが出土した。築造時期は6世紀末頃と考えられる[1]

1979年(昭和54年)4月1日付けで岡部町(当時)指定史跡に指定された。

脚注

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  1. ^ 深谷市指定文化財(史跡)”. 深谷市. 2013年11月17日閲覧。

参考文献

  • 塩野博 『埼玉の古墳 大里』p487、さきたま出版会、2004年

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