松山バイオマス発電所とは? わかりやすく解説

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松山バイオマス発電所

(えひめ森林発電 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 08:11 UTC 版)

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松山バイオマス発電所
日本
所在地 愛媛県松山市大可賀三丁目10-21
現況 運転中
運転開始 2018年1月
建設費 53億円[1]
事業主体 合同会社えひめ森林発電
運営者 合同会社えひめ森林発電
建設者 今井産業[2]
発電所
主要動力源 木材
ウェブサイト
えひめ森林発電
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合同会社えひめ森林発電
種類 合同会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
791-8057
 愛媛県松山市大可賀三丁目10番地21
設立 2015年1月23日
業種 電気・ガス業
事業内容 バイオマス発電事業
代表者 職務執行者 須藤康文
資本金 10,000千円
従業員数 17名(2017年10月現在)
主要株主 エネ・ビジョン 100%
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松山バイオマス発電所(まつやまバイオマスはつでんしょ)は、愛媛県松山市大可賀にある木質バイオマス発電所

概要

愛媛県松山市大可賀の化学工場跡地に立地している[3]エネ・ビジョン豊田通商のグループ会社)の100%子会社「合同会社えひめ森林発電」が管理・運営を行っている。

従来は処分されていた間伐材などを主に燃料にする愛媛県内初の木質バイオマス発電所である[3]。燃料となる木質バイオマスの約6割に愛媛県内の未利用材を森林組合の協力のもとに調達して使用し、残り4割はインドネシアマレーシアなどの東南アジアから輸入したパーム椰子柄(PKS)を用いる[4]

2018年1月に稼動開始。発電所出力は12.5MWで、年間予定電力量は約87,000MWh(一般家庭約2万4千世帯分の年間消費電力量に相当)[5]

沿革

  • 2015年1月 - 「合同会社えひめ森林発電」設立。
  • 2018年1月 - 松山バイオマス発電所、営業運転開始。

関連項目

脚注

  1. ^ 木と水がある場所でバイオマス発電、53億円かけて2018年に運転開始:自然エネルギー - スマートジャパン(2015年4月7日)、2021年2月11日閲覧。
  2. ^ えひめ森林発電 松山にバイオマス発電所 - 建通新聞電子版(2016年6月15日)、2021年2月11日閲覧。
  3. ^ a b バイオマス発電所:松山に完成 間伐材活用で林業再生 えひめ森林発電 - 毎日新聞(2017年11月16日)、2021年2月10日閲覧。
  4. ^ 愛媛県初のバイオマス発電、燃料の6割に県内の未利用材 - 日経クロステック(2018年1月10日)、2021年2月10日閲覧。
  5. ^ 愛媛県初の木質バイオマス発電所 営業運転開始~地域経済活性化とともに、エネルギーの地産地消を実現~ - 豊田通商株式会社、2021年2月11日閲覧。

外部リンク




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