えばら たいぞう

デジタル大辞泉

えばら‐たいぞう〔‐タイザウ〕【潁原退蔵】

読み方：えばらたいぞう

［1894〜1948］国文学者。長崎の生まれ。京大教授。江戸文学、特に俳諧を研究。著「俳諧史の研究」「江戸時代語の研究」など。

美術人名辞典

穎原退蔵

読み方：えばら　　たいぞう

国文学者。長崎生。藤井乙男について近世文学を修め、蕪村を研究し『蕪村全集』を刊行する。後俳諧を中心に近世文学全般を研究し、近世文学研究に先駆的な役割を果たした。著書に『俳諧史の研究』『江戸時代語の研究』等がある。昭和23年（1948）歿、55才。