上田五千石とは? わかりやすく解説

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上田五千石

上田五千石の俳句

あけぼのや泰山木は蝋の花
あたたかき雪がふるふる兎の目
いちまいの鋸置けば雪がふる
この秋思五合庵よりつききたる
これ以上澄みなば水の傷つかむ
たまねぎのたましひいろにむかれたり
だまりこくるための夜食となりにけり
はじまりし三十路の迷路木の実降る
はらわたをしぼる吟なし蕨餅
まぼろしの花湧く花のさかりかな
みくまのの精神滝と現じたり
みづからを問ひつめゐしが牡丹雪
みほとけはいづち見給ふ百千鳥
もがり笛洗ひたてなる星ばかり
もがり笛風の又三郎やあーい
ゆびさして寒星一つづつ生かす
オートバイ荒野の雲雀弾き出す
シリウスの青眼ひたと薬喰
一万尺下りきて盆の町通る
上流の闇美しき夜振かな
六道のどの道をいま春の泥
冬浜に浪のかけらの貝拾ふ
冬銀河青春容赦なく流れ
初めての蛍水より火を生じ
合流をはたしての緩冬芒
呆とあるいのちの隙を雪降りをり
和紙買うて荷嵩に足すよ鰯雲
塔しのぐもののなければ時雨くる
夕空の美しかりし葛湯かな
太郎に見えて次郎に見えぬ狐火や
女待つ見知らぬ町に火事を見て
安心のいちにちあらぬ茶立虫
対のものいつしか欠くるひめ始め
山開きたる雲中にこころざす
文弱のいのちの硯洗ひけり
早蕨や若狭を出でぬ仏たち
春潮に巌は浮沈を愉しめり
時雨忌を山にあそべば鷹の翳
木犀や雨に籠れば男饐え
柚子湯出て慈母観音のごとく立つ
校庭の柵にぬけみち冬あたたか
桐の花姦淫の眼を外らしをり
母が哭くわが三歳の雪の景
水といふ水澄むいまをもの狂ひ
水草生ふ放浪の画架組むところ
水鏡してあぢさゐのけふの色
水馬水ひつぱつて歩きけり
河馬の背のごときは何ぞおでん酒
流寓のながきに過ぐる鰯雲
涅槃会や誰が乗り捨ての茜雲
 




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