いちばん美味しいゴミだけ食べさせて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 08:01 UTC 版)
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ジャンル | ビジュアルノベル |
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対応機種 | Microsoft Windows 10 |
開発元 | のがふに弁当 |
発売元 | のがふに弁当 |
ディレクター | 逃す事 |
美術 | いだ天ふにすけ |
人数 | シングルプレイヤー |
発売日 | TBA |
『いちばん美味しいゴミだけ食べさせて』(いちばんおいしいゴミだけたべさせて)は、のがふに弁当によって開発されているビジュアルノベルコンピュータゲーム。
概要
2025年7月18日にSteamにてストアページが公開された。ごみを食べることによって知能が上がるという、等身大の「ラブリィドール」であるミァリを育てることがゲームの目的となる。与えられた料理に応じてミァリの性格やビジュアルが変わっていき、プレイヤーとの関係性も変わっていく[1]。作中に登場する料理には、それぞれフレーバーテキストが付けられており、プレイヤーの選択次第でエンディングが変わるマルチエンディング方式となっている[2]。
制作
本作は、ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』から着想を得て制作された。ビジュアルは、いだ天ふにすけが担当している[2]。BGM「ミァリのテーマ」が、段階ごとにアレンジが変化する[3]。
反応
本作は発表当初から注目を集め、『電ファミニコゲーマー』による紹介記事のXポストは1.5万リポストを超えた[4]。
本作は「ラブドールがゴミを食べると知能が上がる」という設定についてユーザーから「気になる」、「プレイしてみたい」との感想を得た一方、一部で物議を醸し、性差別的であるとの批判もあった。開発者の逃す事は、本作について「不快な思いをした方には責任を感じている」、「特定の人々への差別や蔑視を助長する意図はない」との声明を発表した。また、「テーマやメッセージ性に関しては変更の予定はない」とも述べた[5]。
『Game*Spark』は、同誌にも紹介記事への抗議文が1通届いたと明かした上で、「このゲームが特別に差別意識を助長する物であるという兆候は見つけられていない」とのコメントを出した[4]。
参考文献
- ^ “『いちばん美味しいゴミだけ食べさせて』“ゴミ料理”を振る舞う人形育成ゲーム。ペット・娘・恋人のように変貌していく関係性”. ファミ通 (2025年7月19日). 2025年7月22日閲覧。
- ^ a b “命を宿した人形が“ゴミ”を食べて賢くなる育成ゲーム『いちばん美味しいゴミだけ食べさせて』Steamストアページが公開。名著『アルジャーノンに花束を』から着想。ゴミを食べると知性がつく反面、次第に受け付けなくなるというジレンマの先に待つものは…”. 電ファミニコゲーマー (2025年7月18日). 2025年7月22日閲覧。
- ^ ““ゴミを食わせると賢くなる”ラブドール育成ゲーム『いちばん美味しいゴミだけ食べさせて』発表。賢くなるとゴミを受け付けない、知性と感情の板挟み生活”. アクティブゲーミングメディア (2025年7月18日). 2025年7月22日閲覧。
- ^ a b “テーマや描写が物議を醸すビジュアルノベル『いちばん美味しいゴミだけ食べさせて』、開発サークルが声明文発表に至る「差別や蔑視の意図はない」”. イード (2025年7月22日). 2025年7月22日閲覧。
- ^ “「マジで倫理観ぶっ壊れすぎじゃないの?」“女性”にゴミを食べさせる新作ゲームに批判殺到。「どうかしてる」”. All About (2025年7月22日). 2025年7月22日閲覧。
関連項目
- ビートリフレ - ネガティブな評判に対応する形で開発側が声明を発表したゲーム
外部リンク
- いちばん美味しいゴミだけ食べさせてのページへのリンク