いずれ取られる駒を先に取らせる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/23 00:21 UTC 版)
「不利逃避」の記事における「いずれ取られる駒を先に取らせる」の解説
▲持ち駒 飛歩図7 ▲持ち駒 歩図8 ▲持ち駒 角歩図9 図7で▲2六飛に、2五角を取られないように△1七玉(図8)としてみる。以下、▲2七飛、△1六玉、▲1七歩、△1五玉、▲2五飛となり、最終的には角を取ることに成功して詰みに至る。 そこで、2手目に△1五玉として、▲2五飛、△1六玉、▲2六飛、△1七玉(図9)とすると、この間の手順で攻め方には角を用いた有効な手段がないため、結局は図8以下と同じ手順で詰めることになる。玉方は不利逃避をすることで、図8までの手数と図9までの手数の差である4手の手数延ばしに成功する。 (図7は▲2六飛、△1五玉、▲2五飛、△1六玉、▲2六飛、△1七玉、▲2七飛、△1六玉、▲1七歩、△1五玉、▲2五飛、△1四玉、▲2三角、△1三玉、▲1五飛、△2二玉、▲1一飛成、△同玉、▲1二金まで19手詰)
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