あさぎりの

デジタル大辞泉

あさぎり‐の【朝霧の】

読み方：あさぎりの

［枕］

１ 朝霧の中でぼんやりとしか見えない意から「おほに」「乱る」「思ひまどふ」にかかる。

「—おほに相見し人ゆゑに」〈万・五九九〉

２ 朝霧が八重に立つ意から「やへ」「立つ」にかかる。

「—八重山越えて」〈万・一九四五〉

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あさぎりの

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 07:45 UTC 版)

成句

あさぎりの【朝霧の】

1. 「おほに」、「乱る」、「思ひまどふ」、「八重(やへ)」、「立つ」にかかる枕詞。