NHK衛星第2テレビジョン
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放送形態
毎日5:00起点の24時間放送(年1回メンテナンスのためデジタル放送のみ放送休止あり。アナログ放送は送出を2系統化しているためメンテナンスがあっても完全無休で放送)。
放送休止
- 前述のとおり、24時間放送が開始された1989年6月から1997年の「BSAT-1a」への移行までの、いわゆる「ゆりシリーズ」の時代は、「食」により、地球・月・太陽と放送衛星が重なり電波がさえぎられる時間があるため、その間の基本0:30 - 4:30の間は放送休止としていた。なお左記とは別に1991年11月24日までは毎日1時間、ハイビジョン伝送実験として日中の1時間、日曜深夜から月曜未明にも技術実験時間が行われたため、その時間帯は放送休止となっていたが、食の期間でも午前4:30 - 5:00にその技術実験が行われたため、日曜深夜から月曜未明の放送休止が実質延長されたことがあった。
- 2006年7月2日深夜(3日 0:55 - 5:00)にメンテナンスのためアナログ・デジタルとも放送休止となった(デジタル放送はデータ放送・EPGを含めて休止とアナウンスはされているが実際には停波しない限り利用可能である)。BSアナログ放送でのBS2の放送休止は1997年春に「食」による放送休止がなくなってからは1997年と1998年に設備メンテナンスで数回あったが、2000年12月1日のBSデジタル放送開始以降では初めてである(それまでは6年近く放送休止が全く無かった)。
- 2006年9月3日深夜(4日 0:55 - 5:00)に設備保守点検のため、アナログ・デジタル共に放送休止になった(デジタル放送は放送休止中もデータ放送・EPGは利用可能。また青ボタンを数秒間押して表示するB-CASカードの番号確認も可能)。デジタル放送の放送休止時の灰色画像は画角16:9となっている。
- 2006年11月20日 0:55 - 5:00(BS1は1:10 - 5:00)にデジタル放送のみ放送休止でアナログ放送のみで通常放送を行った。
- 2007年6月11日未明、9月18日未明に、BS1、BS2、BS hiのBS放送全チャンネルが海外向け国際放送のNHKワールドTV、NHKワールド・プレミアム(6月11日未明のみ)とともに放送・配信が休止された。
- 2007年11月26日0:55 - 5:00(BS1は1:00 - 5:00)にデジタル放送のみ放送休止でアナログ放送のみで通常放送を行った。これは独立ラジオ放送や独立データ放送の閉局や一部放送局の物理チャンネル変更に伴う衛星スロット配置の変更作業に伴うものである。
- 2010年10月31日深夜(11月1日未明)・11月28日深夜(29日未明)の1時から5時 アナログ・デジタルとも定期点検のため放送を休止(BS3波一括。2007年9月18日未明以来約3年ぶりのアナログ・デジタル完全停止)。また1時の放送終了後にはブルーバック字幕(普段、BShiの休止時に出ているものと同じ柄)で「衛星第2テレビジョンは放送設備の点検整備のため、午前5:00まで放送を休止しています。なお、デジタル衛星第2テレビジョンのデータ放送とEPG(番組ガイド)もご利用いただけません。ご了承ください。」の字幕を表示した(動くカラーバーも数分程度、合間を見て流していた)。2011年1月30日深夜(31日未明 1:00 - 5:00)および2月13日深夜(14日未明 1:00 - 5:00)も同様の放送休止となったが、こちらは「なお、データ放送とEPG(番組ガイド)についてはご利用いただけます。」という文言に変わっていた。
- 2011年3月14日 - 3月19日 震災に伴う省エネ対策での放送休止時は特にエンディングの放送はなく、24時の放送終了時はグレーバックの映像のみ放送される。[注 18]。
時報スーパー
- 月 - 金曜日 5:00 - 8:15 (2006年8月15日は8:30まで延長)
- 土曜日 5:00 - 8:05
- 日曜日 5:00 - 10:00(『日曜討論』終了まで、ただし『日曜討論』の放送がない場合には9:00で消去)、12:15 - 13:00 (『NHKのど自慢』終了まで。ただし、『のど自慢』の放送が休止となる場合には表示なし)
備考
- 上記以外の時間帯でも総合テレビと同時放送の場合、時報スーパーの表示が行われることがある。
- 2006年11月22日より、アナログ放送での時報スーパーの縁が地上波と同様に薄くなった(地上波よりもさらに縁が薄い)。しかし位置が地上波アナログ放送よりやや左上に寄っているため、一部のテレビでは全て表示できない場合がある。
- 1998年3月まで平日朝の時報スーパーの表示は9:30までだった。
- 時刻切り替わりはアナログ・デジタルともクロスカット。
- 2004年3月28日までは、7:00・12:00・19:00に独自の時報を入れていた。
コールサインの遍歴
- デジタル放送
- 受託放送事業者(現:基幹放送局提供事業者)の放送衛星システム(B-SAT)が一括して管理・コールサイン保有・送信している関係からNHKは委託放送事業者(現:認定基幹放送事業者、正確にはそのうち衛星基幹放送事業者)として放送を行っていたため、最後までNHK単体でのコールサインは無かった。無論、他の全てのBSデジタル放送局にも無い。
- アナログ放送
- 2007年10月31日まではNHKが送信業務を実施していたため、NHK単体でのコールサインが割り当てられていた。このコールサインは放送を発信する衛星によって割り当てられたコールが異なっていた。
- 1984年(試験放送開始当初 ゆり2号a使用) JO2B-BS-TV
- 1986年(ゆり2号b使用) JO20-BS-TV
- 1990年(ゆり3号a使用) JO32-BS-TV → 後に、B-SAT所属のBSデジタル放送を行う衛星基幹放送局(BSAT-3c及びその予備衛星使用)のコールサインとして再割当されている。
- 1997年(BSAT-1使用) JO22-BS-TV(放送では「ジェイオーにーにービーエスティーヴィー」と読み上げ)
- ※チャンネルは一貫してBS-11ch
- 2007年11月1日以降はアナログ放送もB-SATに送信業務を委託し委託放送事業者に移行したため、NHK単体でのコールサインは廃止された。
注釈
- ^ BS2の同時放送時間外で、総理記者会見・内閣組閣関連・皇室関連・重大な事件関係がある場合などは原則としてBS1で放送されていた。
- ^ この名残りで、朝ドラと大河ドラマの先行放送はBSプレミアム、更にはBS(プレミアム)4Kに移行後も継続して行っている。
- ^ ただし、一部番組は国会中継など特別編成で不定期放送となっている番組も少なくない。旧BS1でもごく一部ではあったが、ニュース番組を中心に地上波の同時・時差放送があった。
- ^ ただし、2011年3月11日発生の東日本大震災の特設ニュースと14日以降の教育テレビ全面サイマル放送の安否情報・生活関連情報・定時番組放送時は放送休止中も含めて「NHKニュース速報」のテロップも表示された。
- ^ 発生当時から数時間は「8波全中」(教育テレビ・ラジオ第2・国際放送を含むすべての電波で同じ内容を共通して放送する)を行った。
- ^ これは先述の当初目的である難視聴対策で地上波の補完放送を実施したことの名残であり、24時間放送が導入される以前からも、臨時の終夜放送にしたことがあった。
- ^ ただし、新「BS1」の意味合いは従来の「衛星第1テレビ」という意味合いから「日本初の実用衛星放送を開始したNHKの誇りを大切にし、衛星放送のNo.1を目指す」という願いが込められたものに変わった。
- ^ NHK側によれば、BShiとBS2を統合したチャンネルとして位置付けている。
- ^ 夏の高校野球は衛星放送はBS朝日で放送されている。
- ^ 大相撲中継は2011年3月の春(大阪)場所が中止されたため、事実上2011年1月の初場所で放送が終了した。ただし、2011年7月場所以降は総合テレビで16時台に国会中継が組まれた場合に限り新BS1で16:00 - 17:05に放送される(初適用は2011年7月12日の名古屋場所三日目)、2011年11月(九州)場所からBS102(SD)(後に平日はBS101に移行)で放送が再開する。
- ^ BS1で行われていた政治・皇室関連その他重大な内容の特設ニュースに関する総合テレビとの同時放送もハイビジョンチャンネル化後は原則として無くなった。現在は地デジ難視対策衛星放送以外で地上波ニュース番組のサイマル放送が見られるのは国内向けのネット配信のNHKプラスと国外向けのNHKワールド・プレミアムのみとなった。
- ^ その後、2018年開局のBS4K(2023年よりBSP4K)・BS8Kにて衛星放送での紅白歌合戦の放送を再開。
- ^ BS1の通常放送を行う101chで、特番編成やスポーツ中継などの理由で定時に放送できない際、マルチ編成を行うときに使用する。
- ^ 6月1日は4時30分開始でオークションライブ、オーディオグラフィック、いきいきセカンドらいふ、ニュース(同時)、ETV8、おはようジャーナル(同時)、教育テレビの同時放送(幼児番組、学校放送)、午後からはきょうの健康、市民大学、きょうの料理、婦人百科を放送、夜は19時、21時のニュースの同時放送のほか、小さな旅、にっぽんズームアップ、ショータイム、オークションライブで深夜1時放送終了だった。
- ^ BShiでは3月12日のみを休止とし、3月14日にその代替を含め2日分放送、3月15日以後は当初日程通り放送。
- ^ 『おひさま』に関しては第4回までBShiで放送し、そのままBSプレミアムに移動する予定だったが、開始日が1週延期となったためBShiでも放送されなかった。
- ^ BS1での放送とは異なり、案内の最後にこの放送をもってBS2が閉局する旨、長らくの視聴に対する感謝のメッセージが付け加えられていた。
- ^ ただし、生活関連情報番組を担当したアナウンサーが「午前0時から5時まで教育テレビ・衛星第2テレビは節電に協力するため放送を休止にします」というアナウンスはあった
出典
- ^ 新しい衛星放送時代のスタートにあたって
- ^ BSオープニング・スペシャル開幕
- ^ a b 衛星本放送はじまる - NHK放送史
- ^ 「へうげもの」のアニメ化(毎日新聞 2010年12月8日)
- ^ オリジナルドラマ(時代劇2本・「どんど晴れ」スペシャルドラマ)(毎日新聞 2010年12月8日)
- ^ NHKの発表
- ^ 2010年12月7日開催、同年12月24日公表の第1131回NHK経営委員会より。
- ^ BSDカラ-バ-(音声モノラル) - NHKクロニクル
- ^ BSデジタル放送 開局記念特別番組 - NHKクロニクル
- ^ BSデジタル放送 開局記念特別番組<タイトル 冒頭30秒> - NHKクロニクル
- ^ BSデジタル放送 開局記念特別番組 - NHKクロニクル
- ^ 全波緊急警報放送<QF付き> 「東北地方太平洋沖地震」関連 - NHKクロニクル
- ^ 新BS 仲間由紀恵さんのお薦め番組 「新日本風土記」 - NHKクロニクル
- ^ 大集合!青春のフォークソング - NHKクロニクル
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