2001-2002シーズンのNBA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 09:46 UTC 版)
イースタン・カンファレンス
アトランティック・ディビジョン
順位 | チーム | 勝敗 | 得点王(avg) | リバウンド王(avg) | アシスト王(avg) | ヘッドコーチ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ニュージャージー・ネッツ | 52-30 | K.マーティン(14.9) | KV.ホーン(7.5) | J.キッド(9.9) | B.スコット |
2 | ボストン・セルティックス | 49-33 | P.ピアース(25.1) | A.ウォーカー(8.8) | K.アンダーソン(5.3) | ジム・オブライエン |
3 | オーランド・マジック | 44-38 | T.マグレディ(25.6) | T.マグレディ(7.9) | D.アームストロング(5.5) | D.リバース |
4 | フィラデルフィア・76ers | 43-39 | A.アイバーソン(31.4) | D.ムトンボ(10.8) | E.スノウ(6.5) | L.ブラウン |
5 | ワシントン・ウィザーズ | 37-45 | M.ジョーダン(22.9) | P.ジョーンズ(7.3) | M.ジョーダン(5.2) | D.コリンズ* |
6 | マイアミ・ヒート | 36-46 | E.ジョーンズ(18.3) | A.モーニング(8.4) | R.ストリックランド(6.1) | P.ライリー |
7 | ニューヨーク・ニックス | 30-52 | A.ヒューストン(20.4) | K.トーマス(9.1) | M.ジャクソン(7.4) | J.ヴァンガンディ |
※(*=新任のヘッドコーチ †=シーズン終了後解任されたヘッドコーチ)
- ネッツがNBAに加入して26年目にして初のデビジョン優勝を果たした。万年ドアマットチームと言われ、前季も26勝に終わったチームに、ジェイソン・キッドが加入しただけで果たされたこの大躍進は、このシーズンの最も大きな事件の一つだった。キッドの加入以外では前季に多発した故障者の復活もチームの躍進を後押しした。またセルティックスも前季を大幅に上回る勝率を収め、6シーズンぶりにプレーオフに復帰した。
- マジックはシーズン前には"完全復活"と言われていたグラント・ヒルがこのシーズンも14試合の出場に留まった。
- 前季イースタンカンファレンスの覇者、76ersはアレン・アイバーソンを始めとする主力選手の故障に悩まされ、大幅に勝率を落とした。
- オフに戦力が大量に流出したヒートは序盤に12連敗を喫し、6シーズンぶりにプレーオフ進出を逃した。
- マイケル・ジョーダンの復帰で話題を集めたウィザーズは、前季よりも大幅に勝ち星を増やしたが、シーズン終盤にジョーダンが故障し、プレーオフには届かなかった。
- ニックスは9シーズンぶりにプレーオフ出場を逃し、デビジョン最下位に沈んだ。
セントラル・デビジョン
順位 | チーム | 勝敗 | 得点王(avg) | リバウンド王(avg) | アシスト王(avg) | ヘッドコーチ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | デトロイト・ピストンズ | 50-32 | J.スタックハウス(21.4) | B.ウォーレス(13.0) | J.スタックハウス(5.3) | Rカーライル* |
2 | シャーロット・ホーネッツ | 44-38 | J.マッシュバーン(21.5) | PJ.ブラウン(9.8) | B.デイビス(8.5) | P.サイラス |
3 | トロント・ラプターズ | 42-40 | V.カーター(24.7) | A.デイビス(9.6) | A.ウィリアムス(5.7) | L.ウィルキンズ |
4 | インディアナ・ペイサーズ | 42-40 | J.オニール(19.6) | J.オニール(10.5) | J.ティンズリー(8.1) | I.トーマス |
5 | ミルウォーキー・バックス | 41-41 | R.アレン(21.8) | A.メイソン(7.9) | S.キャセール(5.7) | J.カール |
6 | アトランタ・ホークス | 33-49 | SA.ラヒーム(21.7) | SA.ラヒーム(9.0) | J.テリー(5.7) | R.クルーガー |
7 | クリーブランド・キャバリアーズ | 29-53 | R.マレー(16.6) | J.ジョーンズ(6.0) | A.ミラー(10.9) | J.ルーカス |
8 | シカゴ・ブルズ | 21-61 | J.ローズ(22.1) | C.オークレー(6.0) | T.ベスト(4.8) | T.フロイド→B.ベリー |
- ネッツ同様に前季32勝に留まったピストンズも50勝をあげる躍進を遂げる。クリフォード・ロビンソンの獲得はチームに得点力とディフェンス力を同時に供給した。
- ホーネッツは得点源のジャマール・マッシュバーンがシーズンの半分を欠場するも、前季とほとんど変わらぬ勝率を維持した。
- ラプターズはシーズン終盤にエースのヴィンス・カーターが故障するも、チームは逆に8連勝してプレーオフに進出した。
- レイ・アレン、グレン・ロビンソン、サム・キャセールらビッグスリーを擁する前季デビジョンの覇者バックスは、後半になると連敗を繰り返し、ついにはプレーオフ出場を逃した。
- ブルズは3シーズン連続デビジョン最下位。
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