魔装機神シリーズの登場兵器
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シュテドニアス連合製魔装機
神聖ラングラン王国の魔装機計画に危機感を持ったシュテドニアス連合が建造した魔装機。『LOE』序盤にはテロ組織「ラングラン解放戦線」へ供与され、「第1章」の終盤の頃からシュテドニアス軍でも配備された。なお一部機体はエリアル王国製でありライセンス授与して生産している[16]。また『ROE』の作中でセニアが語った所によればこれらの魔装機の一部は、これまでの戦争で各国に流出しており、霍奕の細胞などのテロ組織でも運用されている。
ゴリアテ
(大地系低位・「鉄」)
ゴリアテ GORIATHE | |
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分類 | 人型 |
種別 | Cクラス魔装機 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | シュテドニアス連合 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 22.9 m |
本体重量 | 48.1 t |
全備重量 | 62.5 t |
武装 | ミサイル プラズマソード バスターキャノン パルスクラスター |
乗員人数 | 1人 |
ラングラン崩壊前の時点でのシュテドニアスの新型魔装機で、土木作業用であったルジャノールを本格的な戦闘用として発展・開発されたCクラス魔装機。契約精霊は鉄の精霊ガハン。シュテドニアスはラングランに比べ練金学の部門で全体的に遅れているため、独自の科学技術でそれらをカバーして制作された。飛行こそ出来ないものの、出力が大きく、火力も充実している重機動タイプ。
- EX - シュテドニアス連合の主力魔装機。大地系のため装甲が厚く耐久力がある。
- LOE - 秘密裏にテロ組織「ラングラン解放戦線」に供与され、「第1章」序盤のサイバスター強奪事件の時に初めて実戦投入される。「第1章」終盤の頃には、シュテドニアス軍でも配備が始まり、「第2章」でも引き続き運用されるが、最初期に開発された魔装機という事もあり、旧式化が進むが、それでも終盤まで戦線を支えた。
- ROE - 霍奕の細胞で運用されているほか、北部軍にも引き続き配備されている。
- 武装
-
- バスターキャノン
- 首の後ろに二つある砲塔から発射する。
- プラズマソード
- 両手の甲に当たる部位から数方向にビームスパイクのような状態で発生させる。
- パルスクラスター
- 両肩部の円形インテークから光球を発射する。
バフォーム
(炎系低位・「マグマ」)
バフォーム BAERFORM | |
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分類 | 人型 |
種別 | Bクラス魔装機 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | シュテドニアス連合 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 23.6 m |
本体重量 | 45.7t |
全備重量 | 56.0 t |
武装 | ライトニングプレッシャー ウェーブパニッシャー トルネードアタック プラズマアックス グランドナパーム |
乗員人数 | 1人 |
ラングラン崩壊前の時点でのシュテドニアスの最新鋭魔装機。契約精霊はマグマの精霊ゾラット。精霊属性の相性が悪いため、登場当初はサイバスターの天敵になる。本来はCクラス魔装機として作製されていたが、調整段階で予定以上のバランスの良さを発揮し、Bクラスに分類されることになる。ただ、そのために精霊との契約にムラが生じ、各機体間の性能差がちぐはぐになっている。
- EX - シュテドニアス連合の主力魔装機。炎系のため火力がある。なお、パッケージイラストでゲッタードラゴンのトマホークブーメランを食らっているのはこの機体。
- LOE - 比較的序盤から登場する魔装機。「第1章」ではラングラン国内で暗躍するテロリストに供与されたものが敵として登場するが、終盤にはシュテドニアス正規軍にも配備されている。「第2章」にも引き続き登場しシュテドニアス軍で運用されるが、大分旧式化してきたこともあり、続々と開発される新型の魔装機に主力の座を明け渡す事になるが、最後まで戦線を支えた。
- ROE - テロ組織「霍奕の細胞」で運用されている。また、南部軍も戦線に投入している。
- 武装
-
- ライトニングプレッシャー
- 両肩の突起状のパーツから雷のような閃光を放つ武器。
- ウェーブパニッシャー
- 振動波(?)を発射する武器。
- トルネードアタック
- 竜巻を発生させ標的を切裂く攻撃。DS版『LOE』では敵を空の彼方まで吹き飛ばすギャグ的な演出が追加された。ウェーブパニッシャーと共に魔装機神IIではオミットされている。
- プラズマアックス
- 魔装機神IIでオミットされた前2つの武器の代わりに装備された、発振器から斧の刃状のプラズマを発生させた接近戦用の武器。プラズマソードの手斧版と言った所か。
- グランドナパーム
- 胸部から散弾の様に発射する火炎放射。多くのゲームでは射程が短い接近戦用武器。
ギルドーラ
(水系低位・「川」)
ギルドーラ GUILDOLLA | |
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分類 | 人型 |
種別 | Bクラス魔装機 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | シュテドニアス連合 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 24.3 m |
本体重量 | 33.5 t |
全備重量 | 42.0 t |
武装 | ガトリングガン ビームキャノン プラズマソード 対地ミサイル ミサイル ツインプラズマセイバー |
乗員人数 | 1人 |
契約精霊は川の精霊シャレード。設計はシエーナ・ルドランティス。完成度が高く万能機ではあるものの裏を返せば長所がなく特徴がないのが特徴。生産性もゴリアテに劣るため主力とはならなかった。『魔装機神I』第1章には登場せず第2章からエリスの乗機として登場するため、地上人召喚事件前後に開発・配備されたものと思われる。『LOE』第2章時にはほとんど登場せず、一部の物好きが地上人召喚事件後も引き続き使用しているだけのようだったが、『魔装機神II』で南部軍が戦線に大量投入しているほか、マルテナ社ではカスタム化された黒いギルドーラが運用されている。
- EX - シュテドニアス連合の指揮官用魔装機。汎用性が非常に高く、ラングランのBクラス魔装機にも匹敵する性能だが、逆に言えばこれといって特徴が無い(『LOE』で量産されなかったのはそれが原因とも考えられる)。サフィーネも所有しており、展開によってはモニカの乗機となる。パッケージでサイバスターと鍔競り合いしているのはこの機体。
- LOE - シュテドニアス軍に所属していた時期のエリスが乗機にしているほか、一部の戦場に少数だが投入される。
- ROE - 南部軍で通常カラーの機体が運用されているほか、マルテナ社仕様の黒いカスタム機も存在する。
- 武装
-
- ガトリングガン
- 腕部に収納された射撃武器。SFC版『EX』では手持ちの火器だった。
- ビームキャノン
- 背中から突き出た砲塔状部位から発射されるビーム兵器。
- プラズマソード
- 両腰にマウントされた接近戦用の武器。
- ミサイル
- 両肩部アーマーのサイロ内に搭載されたミサイル兵器で、一度に大量に発射する。『魔装機神Ⅱ』でのみ使用するが、マップに空陸の概念がないため、対地ミサイルの代わりに装備されているものと思われる。
- ツインプラズマセイバー
- 『魔装機神II』で使用する、腰部にマウントされた発振器の上下それぞれからプラズマ刃を発生させる接近戦用の武器。
ギルドーラII
(水系低位・「夕立」)
ギルドーラII GUILDOLLA II | |
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分類 | 人型 |
種別 | Cクラス魔装機 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | シュテドニアス連合 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 24.8 m |
本体重量 | 30.5 t |
全備重量 | 39.5 t |
武装 | プラズマソード ガトリングガン ビームキャノン |
乗員人数 | 1人 |
ギルドーラの簡易量産型。契約精霊は夕立の精霊メソディア。元のギルドーラから活躍の場を選ばない完成度を引き継いでいるが機体性能自体が下がったためむしろ器用貧乏な面が強調されてしまった感がある。『LOE』では未登場だったが、続編『ROE』では運用が続いていることが発覚している。
- EX - ギルドーラの簡易量産型。
- ROE - 北部軍で運用される。
ナグロッド
(風系低位・「潮風」)
ナグロッド | |
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分類 | 人型 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | シュテドニアス連合 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 22.5 m |
本体重量 | 34.8 t |
全備重量 | 41.0 t |
武装 | ガトリングガン ナックルパート 対空レーザー ジェネリックレーザー |
乗員人数 | 1人 |
契約精霊は潮風の精霊ハーディ。『LOE』には未登場だったが『ROE』では序盤から登場している。支援戦闘を主眼に制作されているが、格闘戦能力も高い。
- EX - 対空攻撃を重視したシュテドニアス連合の主力魔装機。空中ユニットのみに使用可能な対空レーザーが強力。
- ROE - 序盤から霍奕の細胞で運用されていたが、中盤以降は姿を消す。
- 武装
-
- ナックルパート
- 回転する拳を叩き付ける接近戦用の武器。
- ジェネリックレーザー
- 『ROE』で使用される、両肩部アーマーに内蔵されたレーザー兵器。『EX』では対空レーザーを装備していたが、マップに空の概念がない本作ではこちらを使用する。
レンファ
レンファ LENPHA | |
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分類 | 人型 |
種別 | Cクラス魔装機 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | シュテドニアス連合 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 22.8 m |
本体重量 | 29.5 t |
全備重量 | 34.3 t |
武装 | バスターキャノン ジャベリン ガトリングキャノン |
乗員人数 | 1人 |
シュテドニアスが独自に開発した魔装機。『LOE』・『ROE』では未登場。精霊との契約をしておらず魔術的な要素が少なく、コンバーターの出力でそれらの欠点を補っている。汎用性・生産性には優れるものの春秋戦争後は性能不足のため旧式機扱いされ順次廃棄されている模様。
- EX - シュテドニアス連合の主力魔装機。飛行および変形が可能である(ただし、変形後の姿は公表されていない)。
ダイオン
(風系低位・「北風」)
ダイオン | |
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分類 | 人型 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | エリアル王国ゼンシュウ重工 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | 量産機 |
武装 | プラズマソード パワーヴァイス 砂嵐 リニアレールガン マスドライバー |
乗員人数 | 1人 |
契約精霊は北風の精霊バレスト。大きな肩に対して細身の身体、全体的に小さめな脚と、右腕の巨大な爪「パワーヴァイス」が特徴的な機体。ラングラン崩壊前に実戦投入され、その時点では一部の士官用に使用されたが、「第2章」では量産されシュテドニアスの新主力魔装機となる。『EX』では未登場。『スーパーロボット大戦大事典』ではレンファの発展機と推測されていたが、『ROE』でジンオウとともにエリアル王国製であることが判明した。また、通常機は青いが、マルテナ社ではカスタム化した黒いダイオンが使用されている。ちなみに『大事典』の内容は、ダイオン以外の項目でもスタッフが推測のみで書いた文が多いため注意が必要。
- 武装
-
- パワーヴァイス
- 左腕に装備された大型クロー。
- リニアレールガン
- 左腕のパワーヴァイスの掌部に砲身がありそこから電磁加速した弾丸を発射する。
- マスドライバー
- 左手で展開した魔法陣を潜り、発生させた竜巻と共に敵に突撃する攻撃。
エンバローズ
(大地系低位・「峠」)
エンバローズ | |
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分類 | 人型 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | シュテドニアス連合 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | 量産機 |
武装 | フラクタルキャノン デュエルナックル パイルストライカー |
乗員人数 | 1人 |
契約精霊は峠の精霊ボナンド。シュテドニアスの魔装機。ジンオウ製作のノウハウを利用して造られ、装甲を強化した見返りに機動力が低下した。主に格闘戦を得意としており、メインウェポンのパイルストライカーのパワーは侮れない。主に南部軍で使用されているが、カスタム化した同機がマルテナ社でも運用されている。
- 武装
-
- フラクタルキャノン
- 主兵装のであるパイルストライカーの砲口から発射されるビーム兵器。
- デュエルナックル
- 右手の拳を発射するロケットパンチ系の武器。
- パイルストライカー
- 左腕に装備された主兵装。発射装置の砲口から敵機に杭を三本連続で同じ場所に打ち込み、そのまま左腕の発射装置で杭を打ち込んで敵機を破壊するパイルバンカーの一種。
ローゼルライ
(風系低位・「烈風」)
ローゼルライ | |
---|---|
分類 | 人型 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | シュテドニアス連合 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | 量産機 |
武装 | 4連ファランクス ウィングスピナー ブラストチャージ |
乗員人数 | 1人 |
契約精霊は烈風の精霊レシオ。シュテドニアス(南部)の新型魔装機。可変機構を持つ。人型・航空機形態双方で機動性が高いのが特徴でその高速を活かした一撃離脱戦法を得意とする。『ROE』の序盤から投入され、終盤まで運用される。
- 武装
-
- 4連ファランクス
- 両肩に2門ずつ計4門装備された小火器。
- ウィングスピナー
- カッターになっている主翼で敵機を斬り裂く。
- ブラストチャージ
- 変形し敵機に突撃する。
ジンオウ
(炎系低位・「灼熱」 / 炎系高位・「炎」)
ジンオウ | |
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分類 | 人型 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | エリアル王国ゼンシュウ重工 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | 量産機 |
武装 | ゲインドッシュ メガビームキャノン ゲイルブレード ガイストカッター |
乗員人数 | 1人 |
エリアル王国製の高性能機で上級指揮官用。灼熱の精霊リガルと契約しているが独自のブースターにより出力は高位レベルにまで高められている。巨大な翼と腕の「ゲイルブレード」が特徴的な機体。実験機的要素が強いため整備に手間がかかるなど大量生産には不向きのため高級士官・エース向に少数生産されるにとどまっている。。『ROE』でもムデカやマーガレットが序盤に使用するほか、北部軍でも少数運用される。
- 武装
-
- ゲインドッシュ
- 左右の翼の間接部にある発射口から発射すれるビーム兵器の一種。
- メガビームキャノン
- 前腕部に装備されたビーム兵器。『ROE』では使用不能。
- ゲイルブレード
- 両腕にそれぞれ装備された三連装の刃。
- ガイストカッター
- 外周部に炎の刃を発生させた円盤状の武器。リメイク版『LOE』及び『ROE』ではゲイルブレードからエネルギーの刃を発生させ、回転を加えて相手に投げる。
キョウメイ
キョウメイ | |
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分類 | 人型 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | エリアル王国 |
製造 | エリアル王国 |
生産形態 | ワンオフモデル |
武装 | ブレイクブレイド ウェイブレーザー ウイングショット → ガイストカッター |
乗員人数 | 1人 |
キョウメイ朱 | |
分類 | 人型 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | エリアル王国 |
製造 | エリアル王国 |
生産形態 | ワンオフモデル |
武装 | ブレイクブレイド ウェイブレーザー ウイングショット → ガイストカッター |
必殺技 | 天地無明剣・叢雲 双撃・陰陽両儀勁 奥義・氷炎隻影陣 |
乗員人数 | 1人 |
搭乗者 | ニコ・サンドリーブ |
キョウメイ蒼 | |
分類 | 人型 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | エリアル王国 |
製造 | エリアル王国 |
生産形態 | ワンオフモデル |
武装 | ブレイクブレイド ウェイブレーザー ウイングショット → ガイストカッター |
必殺技 | 天地幽明剣・八雲 双撃・陰陽両儀勁 奥義・氷炎隻影陣 |
乗員人数 | 1人 |
搭乗者 | リコ・サンドリーブ |
エリアル王国製魔装機。ジンオウ、ダイオンより強力な第三世代魔装機。低位精霊との契約ながら、独自のブースターにより、魔装機神にも劣らぬパワーを発揮する。
- 武装
-
- ブレイクブレイド
- 戟に似た近接戦闘用の実体剣
- ウェイブレーザー
- ホーミングレーザーのように曲射軌道を描くレーザー兵器。胸部から発射される。
- ウイングショット / ガイストカッター
- 『POJ』で追加。羽型のパーツをカッターとして投げ飛ばす。ランクアップするとジンオウと同じ武器になる。ジンオウと異なり、背面の羽型のパーツを円盤状に組んでいる。
キョウメイ朱
(炎系低位・「輝煌」 / 炎系高位・「炎」 / 炎系聖位・「光」) 双子の撃墜王サンドリーブ姉妹の姉ニコ・サンドリーブ専用のキョウメイ。契約精霊は輝煌の精霊カグツチ。シュテドニアスの練金学士シエーナ・ルドランティスによってカスタム化されている。
- 武装
-
- ウェイブレーザー
- 胸部に装備された拡散ビーム砲。
- ブレイクブレイド
- ブレイドというよりは薙刀に近い形状をした武器。
- ウイングショット / ガイストカッター
- 『POJ』で追加された武装。手裏剣のようなカッターを飛ばす。フル改造でガイストカッターにランクアップ。ジンオウとほぼ同質の武装だが、分割された刃を円盤状に合体させて投げつける。
- 必殺技
-
- 天地無明剣・叢雲(てんちむみょうけん・むらくも)
- 専用の七支刀で十字に切りつけた後、敵機の周囲に発生させた無数の剣をそのまま突き刺して光球の様にした状態で敵機を上空に打ち上げ、そのまま爆発させる技。
- 双撃・陰陽両儀勁(そうげき・いんようりょうぎけい)
- キョウメイ蒼との合体攻撃。魔力を集中させ、空中に打ち上げた敵に左右から連続で斬り刻み、最後に左右からの掌底で魔力を撃ちこみ爆散させる。不易久遠流の奥義。鏡写しの如く全く同じ動きを見せる双子ならではの奥義。
キョウメイ蒼
(水系低位・「水鏡」 /水系高位・「水」 / 水系聖位・「刻」) 双子の撃墜王サンドリーブ姉妹の妹リコ・サンドリーブ専用のキョウメイ。契約精霊は水鏡の精霊ミナモ。キョウメイ朱同様にシュテドニアスの練金学士シエーナ・ルドランティスによってカスタム化されている。キョウメイ朱と機体性能そのものに違いはないが操者のプラーナが性能に反映されるため若干の違いが発生する。
- 武装
-
- ウェイブレーザー
- 朱と同様。
- ブレイクブレイド
- 朱と同様。
- ウイングショット / ガイストカッター
- 『POJ』で追加された武装。朱と同様。
- 必殺技
-
- 天地幽明剣・八雲(てんちゆうめいけん・やくも)
- 専用の七支刀でV字に切りつけた後、自機の周囲に発生させた無数の剣をそのまま敵機に撃ち込み、トドメに七支刀を敵機に突き立てて破壊する技。
- 双撃・陰陽両儀勁(そうげき・いんようりょうぎけい)
- キョウメイ朱との合体攻撃。
トゥルーク
(水系低位・「水沫」 /水系高位・「水」)
トゥルーク | |
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分類 | 半人型 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | シュテドニアス連合 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | 量産機 |
武装 | セルーション カクテュス メガウェーブパニッシャー ヴォーゲ |
乗員人数 | 1人 |
搭乗者 | ルビッカ・ハッキネン エリス・ラディウス |
契約精霊は水沫の精霊ジャザリ。上半身は人型で下半身が蛇という、ギリシャ神話の「ラミア」のようなデザインをしたシュテドニアス軍の最新鋭魔装機。魔装機神に対抗すべく開発された試作実験機で、採算を度外視して最新技術を投入した製造は数機にとどまり結果実質的にルビッカ・ハッキネンの専用機となってしまった。洗脳したエリスに使わせた(ただし洗脳が解けた時のために自爆装置が仕込まれている)こともある。なお戦闘で破壊された際、本機の修理費はルビッカの自腹の様で、個人所有に近い状態の模様。
- 武装
-
- セルーション
- 機体前方に展開した魔法陣から発射される飛び道具。バゴニア軍の魔装機、ギンシャスも同様の武器を装備しており、SFC版ではエフェクトも共通していた。
- カクテュス
- 槍の様な形状をした接近戦用の手持ち武器で、連続で敵機に突き立てる。
- メガウェーブパニッシャー
- 4本の腕から衝撃波を放つ。名称からウェーブパニッシャーを強化版である事がうかがえる。
- ヴォーゲ
- SFC版『LOE』では津波を発生させ、敵を飲み込む。DS版では地面にカクテュスを突き立て展開させた魔法陣から、無数の水玉を発生させ、上空に打ち上げた後、敵機に降り注がせる。
バイラヴァ
(大地系低位・「真赤土」 /大地系高位・「大地」)
バイラヴァ | |
---|---|
分類 | 人型 |
所属 | シュテドニアス連合 |
開発 | シュテドニアス連合 |
製造 | シュテドニアス連合 |
生産形態 | ワンオフモデル |
武装 | ハイパープラズマソード スパイラルナックル バスターキャノン メガフレイムバスター メテオバスター ビッグバンウェーブ |
乗員人数 | 1人 |
搭乗者 | ラセツ・ノバステ |
シュテドニアス軍が、カークス将軍の隠していたエウリードを捕獲し、その技術とシュテドニアスが積み重ねてきた魔装機開発技術を融合して開発した最強の魔装機。真っ赤な機体と2本の尻尾が特徴。超魔装機に分類されるが、真赤土の精霊ゴドソの守護を受けている。ラセツの最後の搭乗機(シナリオにもよるが)となった。後にマルテナ社で量産され、ムデカとマーガレットの乗機となる。
- 武装
-
- ハイパープラズマソード
- 近接戦闘用の武器。
- スパイラルナックル
- 近接戦闘用の武器。『ROE』でのみ使用する。
- バスターキャノン
- 2本の尻尾からビーム砲を発射する。大地系魔装機の標準装備。
- メガフレイムバスター
- 2本の尻尾を使って、大地から地熱を吸収し、それを巨大なエネルギーとして放出する武器。『LOE』時点での本機の最強武器。
- メテオバスター
- メガフレイムバスターと同様に2本の尻尾を使って、大地から地熱を吸収する。その後、空中に向ってエネルギーを放出し、火球を作って落とす武器。『ROE』でのみ使用する。
- ビッグバンウェーブ
- 大爆発を起こし周囲の標的にまとめてダメージを与えるMAP兵器。
- 劇中の活躍
- 『LOE』の最終シナリオの一つ、「ラセツの最期」において実質上の最終ボスとして登場するが、バイラヴァが登場するルートに進むには隠し要素の多くを諦めねばならないこともあり、『LOE』において戦うことが最も難しい敵ユニットといえる。
- 『ROE』ではラセツの部下の機体として登場している。
- ^ 簡易な強化セラミックの機体も存在する
- ^ ヤンロン曰く「魔装機は手で動かすのではなく心で動かすもの」
- ^ 精霊ランクの高い機体が低位の機体に攻撃する場合、ダメージが増加する
- ^ なお、サイバード形態時の全長は35.0m
- ^ 『EX』に登場した機体は全備重量を確認することが可能。
- ^ スーパーロボット大戦公式BLOG「熱血!必中!スパログ!」 魔装機神、復活!!
- ^ COMPOSITE Ver.Ka サイバスター | スーパーロボット大戦公式BLOG「熱血!必中!スパログ!」 2011年8月5日
- ^ スクランブルギャザーではGRANVALEと表記
- ^ 「宝具」となっているのは誤字と思われるが、『POJ』でも宝具のまま。
- ^ スクランブルギャザーではGADDEATHと表記
- ^ 一度『α外伝』でサイバスターのものに似た形状になったことがある
- ^ 画面に表示される斬撃の回数と細切れの数が合わないため、実際には表示される数以上の斬撃を繰り出していると思われる
- ^ 『ヒーロー戦記』でもマサキは呼びかけでサイバスターを出現させている。
- ^ ジノが仲間にならないルートでファングが仲間に戻ってくることもあるが、その際もファングはジェイファーに乗り込む。
- ^ そのため、トーマスがグランヴェールと誤認する一幕も
- ^ ボイス・スパログ第三回にて「ジンオウ、ダイオン等漢字変換できる名前機体はエリアル王国製」と公表された。『ROE』でもそのことが明かされる。
- ^ “スパロボ新作「魔装機神F」、発表!”. スーパーロボット大戦公式BLOG「熱血!必中!スパログ!」 (2014年5月22日). 2015年2月28日閲覧。
- ^ “発売記念 スペシャル対談 『魔装機神』〜その誕生から完結まで”. スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END 公式サイト (2014年8月12日). 2016年6月9日閲覧。
- ^ スーパーロボット大戦Fキャラクターズガイドのインタビュー記事。
- ^ 実際にはガディフォールは「メモリアル・デイ」でソルガディのユニットグラフィックの使い回しで登場しているが、それ以外は登場しない
- 魔装機神シリーズの登場兵器のページへのリンク