馬鍬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:57 UTC 版)
種類
時代や場所によって、「代かき馬鍬」やハロー(Harrow)などの種類がある。
- 熊手状の物、土に突き立てるタイプを「代かき馬鍬」「スパイク ハロー(spike harrow)」
- ロールに歯を付けた「車馬鍬」
- ディスク(円盤)を並べた「ディスク ハロー(disc harrow)」
- ばね状の歯を使った「スプリング ハロー」
現代ではこれらを組み合わせた複雑なものもある。
別名
レーキ、手把(しゅは)、馬耙、雁爪(がんづめ)とも呼称される。熊手は馬鍬の一種である。潮干狩りに使われる馬鍬とは形がやや異なる。
中国では耙、鈀、杷、扒、叉(釵)と呼ばれ、日本の馬鍬のような多数の鋭刃を並列させた「鈀頭」と呼ばれるものもある。木製の耙は「木耙」と呼ばれ、柄も先端もすべて硬い木(棗、栗、檜、檀など)でできていて、全体がY字に近い形をしているが柄が二股の間に突き出て三股になったものもある。鉄製のものは「鉄耙」がある。
馬鍬と同じ種類の言葉
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