道糸 道糸の概要

道糸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/26 10:57 UTC 版)

古くは天蚕糸(てぐす、ヤママユガの近縁種のテグスサンの絹糸腺から取れる絹糸)などの天然繊維が使用されていたが、合成繊維が普及してからはナイロンポリエステルポリエチレンなどの合成繊維が一般的になった。釣り糸をテグスと呼ぶのは天蚕糸を使用していた時代の名残である。

一般に釣り針の近くの鉤素は目立たないように細い釣り糸を使用するが、道糸は強度を与えるために鉤素より太い釣り糸を使用する。投げ釣りなどリールを使用する場合には道糸は繰り出し・巻き取りを行なうことで長さを変化させる。リールを使用する場合に繰り出した道糸の長さを把握しやすいように一定の長さで色分けされた道糸や、暗くても視認しやすいように蓄光性を与えた道糸など、太さだけでなく様々な外観の製品が販売されている。

道糸は多くの場合は単線維が使用されるが、カジキなどの大型魚を釣る場合には強度を高めるために複数の糸を縒り合わせたロープ状の道糸や金属ワイヤーが使用されるなど、目的に応じた強度の道糸が選択される。

関連項目




「道糸」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「道糸」の関連用語

1
びし デジタル大辞泉
100% |||||

2
びし‐ま デジタル大辞泉
90% |||||

3
鉤素 デジタル大辞泉
90% |||||

4
籠釣 デジタル大辞泉
72% |||||

5
脈釣 デジタル大辞泉
72% |||||






道糸のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



道糸のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの道糸 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS