片道勇者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 09:24 UTC 版)
制作背景
制作の動機についてSmokingWOLFは、2011年11月頃にゲームのスクロール要素についての議論の中で「強制横スクロールRPG」という言葉が浮かび、調査してみるとほぼ未開の分野であることがわかり、次第に「必ずおもしろく作れるはずだ」という確信が生まれたために挑戦してみたくなったと述べている[8]。
本作のゲームエンジンであるWOLF RPGエディターは本作の公開当時バージョンが2.02であり、オンラインアップデートやTwitter機能など、当時の最新バージョンではできない機能が実装されていた。当時WOLF RPGエディターで実装を目指していたオンライン機能の実験的な側面もある。
不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ
ジャンル | 強制横スクロールRPG |
---|---|
対応機種 |
PlayStation 4 PlayStation Vita Microsoft Windows |
発売元 | スパイク・チュンソフト |
プロデューサー |
寺澤善徳 齊藤祐一郎 |
人数 | 1人 |
メディア | [PS Vita] PS Vitaカード |
発売日 |
[PS4][Vita] 2015年7月30日 [Windows] 2016年9月13日 |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』(ふしぎのクロニクル フリカエリマセンカツマデハ)は、スパイク・チュンソフトより2015年7月30日に発売されたゲームソフト。PlayStation 4とPlayStation Vitaのマルチプラットフォーム。2016年9月13日にはSteamでMicrosoft Windows版も発売された。
SmokingWOLFからライセンス許諾を受けたスパイク・チュンソフトによる、『片道勇者』のコンシューマリメイク作品である。リメイクに際し同社の『不思議のダンジョン』シリーズの一つとして扱われており、世界観やキャラクターが一新されている[9]。
企画の成り立ちとしてはプロデューサーの齊藤祐一郎がインディーズゲームイベント「Bir Summit」において『片道勇者』を見た際にコンシューマ化を思い立ち、SmokingWOLFに対して直談判を行い本リメイク版の制作へと繋がったというものである[10]。
また無料DLCにより、『風来のシレン』『ダンガンロンパ』『北斗の拳 イチゴ味』などのキャラクターが使用可能になる[11][12]。
脚注
- ^ なお古いバージョンのタイトル画面では「Kata michi Brave」とある。
- ^ 片道勇者TRPGリプレイ SilverSecond
- ^ 2012年 窓の杜大賞 結果発表 窓の杜
- ^ INDIE PRIZE SHOWCASE | ASIA Indie Prize
- ^ 【イベントレポート】 インディーゲームの祭典“BitSummit 2014”会場レポート 第1回 世界に羽ばたく国産インディーゲームが多数出展 窓の杜 2014年3月10日
- ^ 片道勇者プラス 公式ページ SilverSecond
- ^ 強制横スクロールRPG「片道勇者」有償リニューアル版「片道勇者プラス」が発売 窓の杜 2014年10月24日
- ^ ソフト作者からひとこと Vector 2013年2月22日
- ^ “話題の新作『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』は、インディーゲーム『片道勇者』が原案!? インタビューを先行公開!”. エンターブレイン (2015年3月23日). 2015年7月17日閲覧。
- ^ “『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』のもとになる『片道勇者』の開発者SmokingWOLF氏にインタビュー”. エンターブレイン (2015年7月17日). 2015年7月17日閲覧。
- ^ PS4/PS Vita「不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ」にて「ダンガンロンパ」シリーズとのコラボDLCが無料配信! Gamer 2015年9月24日
- ^ 聖帝様、降臨!PS4/PS Vita「不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ」に「北斗の拳イチゴ味」無料DLCが登場 Gamer 2015年12月11日
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