東松島市震災復興伝承館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 15:02 UTC 版)
歴史
東日本大震災による津波で被災したJR仙石線旧野蒜駅の駅舎(鉄筋コンクリート一部2階建)を改修して2016年10月に開館した[1]。震災被災者が自らの経験を語る映像を大型スクリーンで上映するほか、復興状況を伝える写真パネルを展示する[2]。
2019年2月に1階に入店していたコンビニエンスストアが閉店[1]。コンビニエンスストアの店舗が入っていた約200平方メートルも新装し、2020年10月31日にリニューアルオープンした[1]。1階受付前に全国各地の自治体から派遣されたすべての職員346人の名前を記した名板が設置された[1]。
東日本大震災復興祈念公園
旧野蒜駅の周辺は、東松島市東日本大震災復興祈念公園として整備されている[1]。園内には当館や旧野蒜駅プラットホームが所在するほか、慰霊碑と東松島市内で犠牲になった約1100名の名前が刻まれたプレートが設置されている[3]。
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プラットホーム遺構
脚注
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 東松島市震災復興伝承館 (311DisasterRecoveryMemorialMuseum) - Facebook
- 東松島市震災復興伝承館 - YouTubeチャンネル
- ^ a b c d e 支援に感謝、語り継ぐ 東松島市復興伝承館が改装オープン 河北新報、2020年11月11日閲覧
- ^ 「大震災の伝承施設が完成 宮城・東松島」『産経新聞』産業経済新聞社、2016年10月1日。2023年8月13日閲覧。
- ^ 「思い、つながれ 碑巡りの地図(3)東松島 鳴瀬エリア」『河北新報』河北新報社、2023年4月1日。2023年8月13日閲覧。
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