日産ディーゼル・FJ 日産ディーゼル・FJの概要

日産ディーゼル・FJ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 08:08 UTC 版)

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日本の消防車 > 日産ディーゼル・FJ

概要

ラフテレーンクレーンをベースにしたAZ、AX型の後継として登場。4WS(逆位相による最小回転半径の縮小だけでなく、同位相による「カニ足走行」も可)、オートマチックトランスミッション、油圧式サスペンションを装備している。車体(キャビン)はバス用がベースとなっており、主に日本機械工業のはしご車用だが、少数ながらモリタの架装例も存在する。タイヤは425/65R22.5というスーパーワイドタイヤを標準装備。なお、近年では車両重量と軸重の保安基準緩和を受けたもの(それぞれ25t,10t以上)は445/65R22.5というタイヤを装備する。

はしごは30mから40mまで存在し、3軸仕様は存在せず、全車2軸仕様となっている。尚、東京消防庁には1台も配備されていない。

歴史

FJ550LN

1998年登場。エンジンはV型8気筒のRH8型を搭載。オートマチックトランスミッションは5速仕様で、前面警光灯はバンパーに埋め込まれた。

FJ552LN

2000年12月に平成11年排出ガス規制と中期安全ブレーキ規制に適合し、FJ552LNとなる。コーナリングランプの形状が富士重工業(現:SUBARU)のバス用車体と共通のものに変更された。

2003年富士重工業のバス車体製造撤退により、西日本車体工業製の車体がベースとなった。尚、千葉県四街道市消防本部には特注でビッグサム用のディスチャージヘッドランプを装備した車両が導入されている。

FJ483LN

2008年平成17年度排出ガス規制に適合。エンジンもGE13(13リッター直6ターボ)、尿素SCRを搭載。オートマチックトランスミッションは5速から6速に変更になった。

関連項目




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