大真名子山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 09:17 UTC 版)
特徴
第四紀の溶岩円頂丘で、形成時期は47万年前[2]。安山岩、デイサイトから成る 。
山名
男体山と女峰山という両親を持つ「愛子(まなご)」であり、北隣の小真名子山は弟(妹)分にあたる。
公文書では「おおまなこさん」と濁らない読み方で記載されているが、一般には「おおまなごやま」とも呼ばれる。また、小真名子山と対で呼ぶ際は「おおまなこ、こまなこ」と濁らないようである。
大真名子山神社
山頂には大真名子山神社の祠があり、御神体として味耜高彦根命が祀られている。社格は日光二荒山神社の摂社である。
登山
日光連山縦走路が整備されている。大真名子山周辺の縦走路上には志津峠(志津乗越)や千鳥返しといった日光連山縦走路の要衝がある。
富士見峠から小真名子山(2322.9m)を経由して山頂に至る縦走ルートと志津小屋から南斜面を登るコースが一般的である。志津小屋からの所要時間はおよそ2時間30分。
外部リンク
- 日本の火山 男体・女峰火山群 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
- ^ a b “標高値を改定する山岳一覧 資料1”. 国土地理院 2014年3月26日閲覧。
- ^ a b 出典 : 東北日本・日光火山群の地質および岩石学 - 佐々木実、2016年4月閲覧
- ^ 環境庁 日光国立公園(日光地域)指定書 平成9年9月18日
- ^ 国土交通省 関東地方整備局 日光砂防事務所「日光を知る」
- ^ GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は2,375m。
固有名詞の分類
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