国際十王交通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/09 23:49 UTC 版)
主な事業
バス事業
- バス事業は、バス事業課によって展開されている。国際十王バスという呼称がある。
- 乗合バス(一般路線バス、車体の表記はKOKUSAI)は、埼玉県熊谷市の熊谷駅を中心として放射状に熊谷市内外各方面へ広がる路線群を有している。
- 高速乗合バス(車体の表記はKokusai Juo)は、空港連絡バスであり、東京国際空港行きを運行。かつては、成田国際空港行きフォレスト号(2020年3月31日を持って休止[7])、夜行の京都・大阪方面行きウィングライナー(撤退・近鉄バスの単独運行化を経て、2015年12月11日付けで廃止[8])も運行していた。
- コミュニティバス・企業送迎などの受託も行なっている。以前はスクールバスも運行していた。
- 貸切バスも行っている。設立当初は多数の観光バス車両を有していたものの、その後規模は大幅に縮小され、一時は乗合車両による中短距離専門の貸切という形に収まっていた。しかし、2019年前後に、マイクロバスや数台の観光バス車両も導入されている。貸切バス安全性評価認定制度では三ツ星に認定されている[3]。
駐車場・不動産賃貸事業
- 貸駐車場や不動産業(賃貸ビル)も継続して行なわれている。
過去の事業
旅行事業
- 伊勢崎営業所専門の事業で、旧十王自動車が十王観光として行なっていたものである。
- 旅行企画や定期観光バスお台場線などを行なっていた。
- 旧十王自動車時代より群馬県知事登録旅行業第2種422号として旅行業登録されていたが、国際十王交通の公式Webサイトの会社概要のページにある営業種目からは2008年3月頃に消去され、全国旅行業協会のWebサイト上の会員検索でも2008年3月1日現在の更新データ以降で消去されている(群馬県旅行業協会・全国旅行業協会群馬県支部のWebサイト上の会員名簿では2008年1月頃より消去されている)。
タクシー事業
- 熊谷営業所及び伊勢崎営業所傘下の複数タクシー営業所で営業していた。
- 伊勢崎営業所傘下の各営業所からは順次撤退し、熊谷営業所は2016年に撤退、2022年の伊勢崎営業所の独立に伴い、国際十王交通として一般乗用旅客自動車運送事業免許を有さなくなった。
関連事業
国際十王バスフェスタ
立正大学地球環境科学部地理学科交通地理研究室が主催し、2016年より毎年11月第一日曜日(立正大学星霜祭内)に開催しているファンイベント。2019年以降は開催を休止している。
- イベントでは、バス車両やワンマン・タクシー機器などの展示と、国際十王交通に関するパネル展示、廃品・限定グッズ販売などが行われる。
- 主催機関内の国際十王バスフェスタ実行委員会が運営を行っており、国際十王交通は特別協賛の形を取っている。
- 開催イベントの正式名称は国際十王バスフェスタの後に開催年の西暦年号が付く(例:国際十王バスフェスタ2018)。
国際十王交通フォトコンテスト
毎年、フェスタの半年ほど前から、「国際十王交通フォトコンテスト」も開催している。2019年以降は開催を休止している。
- 国際十王交通選出、研究室選出、熊谷市選出、国際十王交通フォトコンテスト委員会選出(特別賞)の各賞が表彰されるとともに、写真が国際十王バスフェスタで展示される。
- 初年次は、大賞、国際十王交通賞、交通地理研究室賞、フォトコンテスト事務局賞、特別賞の各省が表彰されていたが、2017年より表彰項目が改訂された。
- 表彰式は国際十王バスフェスタ内にて実施される。各賞の受賞者は賞状のほか、トロフィー(ミニサイズバス停モチーフ,特別賞受賞者はバス停モチーフの盾)、各賞に見合った記念品の贈呈が行われる。
- 国際十王バスフェスタにて展示された写真の人気投票が行われていた。人気5位までの作品もホームページ上に掲載され、入賞者には記念品が郵送されていた。
- 初年次は国際十王交通フォトコンテスト事務局が運営を行っていたが、改組され国際十王交通フォトコンテスト委員会に変更となった。
- 会場の関係上、熊谷市が後援しているが、伊勢崎営業所・十王自動車(初代)の写真も応募可能となっている。
固有名詞の分類
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