右旋性大血管転位 予後

右旋性大血管転位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 02:23 UTC 版)

予後

完全大血管転は位手術をしない場合の死亡率が非常に高い[11]。 ジャテーン手術の成功率は90%を超える。手術後の問題点としては肺動脈狭窄や大動脈弁逆流を起こす場合がある[16]。20年後生存率は70%以上でもある。

関連項目

脚注

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参考文献

  • 黒澤博身(総監修)『全部見える 循環器疾患』成美堂出版、2012年、p.96-101「完全大血管転位症」他。ISBN 978-4-415-31403-7
  • 梅村敏(監) 木村一雄(監) 高橋茂樹 (著)『STEP内科5 循環器』海馬書房、2015年、p.168-171「K 完全大血管転位症」他。ISBN 978-4-907921-02-6
  • 日野原重明・井村裕夫[監修] 永井良三[編集]『看護のための最新医学講座 第3巻「循環器疾患」』株式会社 中山書店、2017年、2、p.252-254「完全大血管転位症」他。ISBN 4-521-62401-4
  • 医学情報研究所 編集『病気がみえる vol.2 循環器』株式会社メディックメディア、2017年、4、p.180-185「完全大血管転換症(complete TGA's)」(監修:早渕康信)他。ISBN 978-4-89632-643-7

外部リンク

完全大血管転位症(指定難病209) - 難病情報センター


注釈

  1. ^ 内臓正位の場合、Van Praaghの記述法(区分診断)では{S,D,D}となるのがd-TGAと呼ばれる所以である。しかし内臓逆位の場合は{I,L,L}となるため、d-TGAと呼ぶのは不適当である。従って、より適切にはcomplete TGAと呼ぶべきである。
  2. ^ 一応IV型も存在し「心室中隔欠損は合併してないが肺動脈狭窄が合併している」ものが該当する。((永井2005)p.254「完全大血管転位症の病型分類」
  3. ^ 大部分が新生児期に強いチアノーゼを呈し、緊急の治療が必要となる。((黒澤2012)p.97欄外
  4. ^ 「Jatene(ジャテーネ)」はブラジルの心臓外科医の名前。((#高橋2015)p.171

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