出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 09:39 UTC 版)
双曲線の方程式
双曲線の標準形
標準形
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漸近線
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焦点
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頂点
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準線
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離心率
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双曲線は、主軸を座標軸とする直角座標系において、次の方程式により表すことができる。
- (*)
この場合、焦点の座標は
と書ける。このとき、2焦点 F, F' から双曲線上の点 P への距離の差 |PF − PF'| は 2a となる。原点を双曲線の中心といい、2点(±a, 0) を双曲線の頂点という。
双曲線上の点 P と焦点 F との距離 PF と点 P から準線 までの距離の比は一定であり、比の値は離心率 に等しい。
また、双曲線には2つの漸近線が存在しており、漸近線の方程式は
である。
特に、漸近線が直交している、すなわち a = b であるとき、この双曲線を特に直角双曲線という。
反比例のグラフ xy = C も双曲線の一種である。これは、直角双曲線:x2 − y2 = 2C を原点の回りに 45° = π/4 だけ回転させた双曲線に等しい。
双曲線は、双曲線関数を用いて媒介変数表示することができる。
また双曲線から左側の頂点 (−a, 0) を除けば有理関数を用いて媒介変数表示することもできる。
ただし t ≠ ±1 とする。右側の連結成分は −1 < t < 1 に、左下の連結成分は t > 1 に、左上の連結成分は t < −1 に対応する。これは二点 (−a, 0) と (0, tb) を通る直線 ay = tb(x + a) と双曲線との交点のひとつとして得られる。