分位数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 02:10 UTC 版)
実数 に対し、q 分位数 (q-quantile) は、分布を に分割する値である。
ある種の正の整数 に対し、分布を 等分する 個の値、つまり、 に対する 分位数を、m 分位数(ただし は漢数字)という。 番目の m 分位数を第 i m 分位数といい、また、 等分された分布の 番目の部分を、第 k m 分位、または単に第 k 分位という。
ただし、英語のquantileには、等分割する値(value)の意味と、そのようにして分割された群(group)の二つの意味がある[1]。
- ^ Angus Stevenson, ed. (2010), Oxford Dictionary of English (Third ed.), Oxford University Press, p. 1451, ISBN 978-0-19-957112-3
- ^ 累積分布関数が(狭義)単調増加でなければ、この条件を満たす は一意に定まるとは限らない。
- ^ 西岡 2013, p. 12, 1.5 分位数.
- ^ 西岡 2013, p. 8, 1.4 度数分布.
- ^ JIS Z 8101-1 : 1999 統計 − 用語と記号 − 第1部:確率及び一般統計用語 1.10 分位点、日本規格協会、http://kikakurui.com/z8/Z8101-1-1999-01.html
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