低酸素脳症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 23:39 UTC 版)
心肺停止後症候群
心肺停止後に自己心拍が再開したあと全脳虚血をふくむ虚血・再灌流障害を主体とする様々な病態を心停止後症候群(post cardiac arrest syndrome、PCAS)といい、低酸素脳症もこの概念に含まれることがある。院外心停止例の多くの原因は冠動脈疾患が多く、早期の冠動脈造影とインターベンションが重要と考えられている[1][2]。かつては低体温療法が予後改善に寄与するという報告があったが[3][4]、神経学的予後を改善させないという報告もある[5]。
脚注
参考文献
- 高次機能障害学 ISBN 9784263211489
- 心停止後症候群に対する神経集中治療 ISBN 9784883788699
関連項目
- 脳死
- 新生児低酸素性虚血性脳症(neonatal HIE)
- 1 低酸素脳症とは
- 2 低酸素脳症の概要
- 3 心肺停止後症候群
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